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どこまでも17

 その背中を見ながら、瑞希の手が枕を探る。  たどり着いたメモの感触に、体が震えた。  なにがきっかけかなんて、わからない。  全神経が騒いだ。  血がたぎった。  息が止まった。  ぞくぞくと鳥肌が立った。  もう一度、後ろ姿に首を伸ばす。  瞬間、振り向いた僕は、笑顔で叫ぶ瑞希を見た。 完

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