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09 パパだって、恋したい

パンフレット: 『おんどり子育ての森』 当施設は、市長が立ち上げた『シングル子育てパートナー制度』に基づき設立されたコミュニティです。 日々の生活が充実して送れるようスタッフ共々頑張って支援していきますのでよろしくお願い致します。 尚、ご参加の皆さまには、子育ての悩み相談等を通じ、互いに助け合っていく場としてご活用いただけたらと思います。 では、当施設の参加資格ですが……。 **** ここは、市庁舎ビルのとあるフロアの一角。 『おんどり子育ての森』の札が付いた扉がある。 カランコラン。 その扉が、古めかしいドア鈴の音と共に開かれた。 顔を覗かせたのは、手を繋いだ一組の親子だった。 背の高くスタイル抜群な男性は、親子のパパ。鷹山 陽介(たかやま ようすけ)。 息子は、茶色のサラサラ髪の大人し目の男の子。名前は、鷹山 太陽(たかやま たいよう)。 「陽介さん! こっちです!」 「太陽!」 そう言って手を挙げたのは既にテーブルに付いていた別の親子。 小柄でなで肩、線の細い男性。パパの名前は、棚花 夜美(たなか よみ)。 そして、横に座る、くしゃくしゃ髪の活発そうな男の子は、息子の、棚花 優夜(たなか ゆうや)といった。 両親子は、近づくと軽くお辞儀した。 陽介の息子の太陽は、嬉しさで溢れそうな笑顔を優夜に向けた。 「優夜君!」 「太陽! 来たな! 早速、遊ぼうぜ!」 「いいよ!」 「何すっか? ゲームしようぜ!」 「うん!」 夜美は、子供達のやり取りを見て、息子に怒鳴った。 「優夜! ちゃんと宿題もしなさい! 教科書持ってきたでしょ!」 「うるさいなぁ。パパは! 行こうぜ、太陽」 「うん! 行こう、優夜君!」 子供達二人は、サッとプレイルームに消えていった。 夜美は、大きなため息をついた。 「はぁ、もう中学生だって言うのに。いつまでも遊んでばっかりで困ったものです」 陽介は、夜美の肩を抱きながら言った。 「ははは。でも、彼らはちゃんと大人になってますよ。もう自分で考えて行動できる」 「ですけど……」 「相変わらずの心配症ですね、夜美は。ふふふ」 「俺、上手く父親できているか心配で……」 「大丈夫ですよ。しっかりとパパやってます」 「ありがとうございます、陽介さん」 二人は、スッと席に付いた。 陽介は、まじまじと夜美の顔を見つめて言った。 「……ところで、夜美。髪、だいぶ伸びましたね」 「そうですか?」 夜美は、陽介にそう言われてさりげなく前髪を整えた。 夜美は、もともと小顔で女性的な優しさをもつ顔なのだが、髪はその顔を包み込むぐらいまでは伸び、それも相まって、ますます中性的な魅力の男性になっている。 陽介は、そんな夜美の容姿を見ては絶賛する。 「とっても可愛いです、夜美」 「そ、そんな。俺、陽介さんに褒められると何だか気恥ずかしくて」 夜美は、顔を赤らめ目を逸らした。 陽介は、手を伸ばして夜美の髪に触れた。 「とっても綺麗だ……」 夜美は、好きな相手に髪を撫でられ、嬉しい恥ずかしで、さらに顔を真っ赤にさせた。 体が熱くなってきて、いてもたってもいられない。 「お、俺、何か飲み物持ってきます。陽介さん、コーヒーでいいですよね?」 「はい」 陽介は、ニコリと返した。 夜美は、陽介の顔を直視出来ずに、そそくさとドリンクバーへ向かった。 (陽介さんこそ、カッコよすぎて俺には眩し過ぎる。出会った頃と全く変わらない……) **** 夜美親子が、陽介親子と出会ったのは、『おんどり子育ての森』のウエルカムイベントに参加した時の事だった。 バーベキューが催され、最初に、陽介が夜美に声を掛けたのが始まり。 夜美は、当初、陽介の事は、美形な人だな。ぐらいにしか思っていなかった。 それはそうだろう。 当時の夜美は、息子の優夜の事が心配で、それ以外の事を考える余裕がなかった。 片親として、どう子供を育てたらいい。 どう接して上げたらいい。 日々悩んでいた。 最初に陽介と関わる切っ掛けになったのは、優夜が、友達と喧嘩して泣いて帰ってくる事があった時の事だ。 夜美は、パニックになった。 どうしたらいいのだろう。 藁をも掴む思いで『おんどり子育ての森』に来ていた陽介へ相談を持ちかけた。 すると、陽介は優しく、 「大丈夫だよ、夜美さん。そっと話を聞いて上げる。それだけでいいから。だって、中学生なら自分で解決できるから」 と、アドバイスをくれた。 不安もあったが、陽介に言われた通りにすると、次の日、優夜は学校から家に帰ってくると、元気な顔でその友達と遊びに行くと言って飛び出していったのだ。 (陽介さん。なんて、頼れる人なんだろう……) その時から夜美は、陽介への信頼を厚くし、何かと陽介を頼るようになっていった。 夜美が陽介の事を、恋愛対象として意識したのは、それから少し経った頃。 子供達は、同学年で当初から仲がよく、また家族構成も息子一人、男親一人で同じというのもあって、直ぐに家族ぐるみの付き合いとなった。 中学校の授業参観があった。 その頃の夜美は、当初持っていたシングルの子育て不安は影を潜め、自分の事を考えるだけの余裕が生まれていた。 夜美は、陽介と一緒に学校にいく約束をとりつけ歓喜に溢れた。 (……やった! 『おんどり子育ての森』の外で、陽介さんと会える!) 初恋の相手とデートをするような気分で浮かれた。 そして、その授業参観の最中、とある事が起こった。 教室の後ろで並んで立っていた二人だったが、突然、陽介が夜美の手を握ってきたのだ。 夜美は、驚いて、陽介の顔を見た。 陽介は、にっこり笑顔で小首を傾げて言った。 「夜美さん、嫌でしたか?」 握られた手から、陽介さんの温もりが伝わる。 まったく嫌な感じはしない。むしろ安心感がして、心地よい。 「いいえ。そんな事……ないです。ちょっと驚いただけです。とても嬉しいです」 と、陽介の手をギュッと握り返した。 それから、二人の距離は近づいていく。 いつの間にか『夜美』と呼び捨てになり、陽介は、あからさまに、『可愛い』を連発するようになっていた。 男に「可愛い」はどうか、と当初思ったりもしたが、褒められて嫌な気はしない。 自分は本当に可愛いのではないか? と錯覚したりもした。 とある休みの日。 陽介が車を出し、親子でドライブへ行くことになった。 市内の海の公園。 子供達は、わーい、わーい、とはしゃぎながら走り出す。 陽介は、子供達の後ろを追いかけて言った。 「いい天気ですね。最高の行楽日和」 「はい、でも、ちょっと風が強いですね」 ちょうどその時、びゅう、と突風が吹いた。 夜美は、目をつぶり髪を抑えた。 「夜美、こっちを見て。髪が顔に掛かっている……」 陽介は、スッと手を差し伸べ、夜美の頬を触った。 その手は、そのまま夜美の髪に優しく触れた。 それが切っ掛けだったかのように、陽介の顔が夜美の顔に近づいていく。 真近。 唇が迫る。 そして、それは夜美の唇に触れた。 夜美は、うっとりとして目を閉じた。 トゥクン……。 胸の奥で、水滴が落ちる音。 目を開けると、そこには優しい眼差しがあった。 陽介は、ハニカミながら言った。 「キスしちゃいましたね」 「ええ、キスしちゃいました」 「ふふふ。さぁ、子供達を追いかけましょう」 「はい」 夜美は、陽介が差し出す手をギュッと握りしめた。 そして、それから二人が体の関係を結ぶまで、さほど時間は掛からなかった。 **** テーブルに戻った夜美は、陽介にコーヒーを差し出した。 夜美は、カップに口を付けた。 「ふぅ……やっぱり、俺、ここ『おんどり子育ての森』に来ると落ち着きます。自分の家のようにくつろげます」 「ええ、本当に。ここは、同じ悩みを持った人達が気兼ねなく集まれる場所。だからこそ、肩に力を入れずに素の自分でいられる」 「本当に子育てコミュニティには感謝しかないです」 「そうですね。でも、私が一番感謝している理由は……ここに来れば夜美の顔を見られるってこと」 陽介は、夜美の手の上に手を重ねる。 「陽介さん、俺もです。俺、陽介さんの顔見れると心が癒されます」 恋人結びで握り直し。 見つめ合い、微笑み合う。 陽介は、ふと、話題を振った。 「そういえば 私のプレゼントは気に入ってくれました?」 「は、はい。とっても」 それは、先日、誕生日プレゼントで頂いたもの。 中身は意外なモノだった。 アナルプラグ……大人のオモチャである。 当初、夜美はびっくりした。 どうしてこんな物を、と。 すでに体を幾度ともなく重ねている二人だったが、おもちゃを使ったプレイなど、これまでにしたことはない。 しかし、添えられていた手紙を読み、その理由に納得した。 『寂しい時はこれを私だと思って。無理しないで体に気を付けて』 夜美は、胸がキュンとした。 一人身の寂しさを知る人の言葉だ。 (陽介さんは、なんて優しいのだろう。俺の事を本当に心配して思っていてくれてる) それで、プレゼントを宝物のように大事に受け取った。 「陽介さん。恥ずかしいのですが……実は、ずっとしてます。仕事中もずっと。今もです」 「本当に?」 「はい。だって、俺、陽介さんとするのもっと気持ちよくなりたいから……陽介さんをしっかり感じれる体になりたくて」 「本当に君は可愛い人だ。一生懸命で頑張るところ。私はますます好きになってしまう」 陽介は、すっと夜美の手をとり、手の甲にキスをした。 それは、あまりにも自然に。 まるで本物の王子様のよう。 夜美は、ぽっ、と顔を赤らめて恥ずかしそうにうついた。 「……夜美」 「は、はい」 「こっちへおいで」 陽介は、夜美を自分の膝の上に座らせ、ぎゅうっと固く抱き締めた。 「私の大事な人。可愛い人……」 陽介の思いがひしひしと伝わってくる。 夜美は、急に不安になって尋ねた。 「陽介さんは、本当に俺と……このままパートナーでいいんですか?」 「もちろん。私は、もう夜美じゃなきゃ、ダメなんだ。君という存在を知ってしまったから……」 「陽介さん。俺、とっても嬉しいって言うか……幸せ過ぎで怖いです」 「夜美……」 夜美の両頬は陽介に抑えられた。 そして、そのまま唇を奪われる。 と、そこへ、プレイルームから戻ってきた優夜達が姿を見せた。 「あー、パパ達またキスしてる!」 夜美は、はっとした。 瞬時に、陽介の膝の上から降り、何事も無かったように隣の椅子に座り直した。 現場を見られると、やはり恥ずかしいものだ。 夜美は、顔を真っ赤にして、誤魔化し始める。 「実は、陽介さんに、虫歯がないか見てもらってて……」 優夜は、呆れ顔で言った。 「まぁ、今更だからいいけど……でもその代わり、俺たちがイチャイチャするの注意すんのやめろよな!」 「そ、それとこれとは話が違うから! お前達はまだ早過ぎる。中学生だろ!」 夜美は、子供の事になると簡単には捨て置けない。 「早過ぎなんてないよ! なぁ、太陽」 「うん」 「ああ、そうだ。太陽。俺達もキスしようぜ。俺達のを見せつけてやろう」 「いいよ。来て、優夜君」 優夜と太陽は、唇と尖らせて合わせた。 「んーっ、チュッ!」 夜美は、大人気もなく挑発に乗り、カンカンになった。 「こら! 二人とも止めなさい! ほら、優夜に、太陽君も!」 黙って様子を見ていた陽介だったが、夜美をたしなめるように言った。 「まぁ、いいじゃないですか、夜美。互いに愛し合っているのですから……」 「さすが、太陽パパ! 話が分かる! それに比べうちのパパと来たら……」 優夜は、陽介の後押しを貰い、得意気な顔をした。 チュッ、チュッ……。 優夜と太陽は、止めようとする夜美には構わず、そのまま抱き合ってキスを続ける。 なんとも、子憎たらしい。 夜美は、とうとう諦めて大きなため息を付いた。 (もう……反抗期なんだから……) **** 『おんどり子育ての森』を出た四人は、陽介の車で駅に向かっていた。 夜美親子を駅まで送る為である。 優夜が夜美に言った。 「ねぇ、パパ」 「ん?」 「今度セックスの仕方教えてくれよ。男同士のやつ」 あまりにもサラっと言ったので、聞き逃す所だった。 夜美は、動揺して言った。 「セ、セックス!? お前何を……それに、ど、どうしてパパがそんな事を」 優夜は、訳知り顔で続ける。 「俺達知ってるんだから……パパ達が隠れてセックスしてるって。なぁ、太陽」 「うん!」 「な、な、お前達!!!」 夜美は、パニクって、しどろもどろ。 陽介は、笑いながら言った。 「ははは、バレていたのか」 「わ、笑い事じゃないですよ、陽介さん。優夜、いいか! セックスなんてものは、中学生には早すぎるから!」 夜美は、何とか父親の威厳を保って息子を叱ろうとする。 しかし、優夜もさるもの。平然と言い返す。 「パパ! 男同士のセックスなら クラスのみんな、してるから!」 「な!! そ、そうなの? って、人は、人! うちはうち! ダメなものはダメ!」 夜美は、ぴしゃりと言い切った。 車内はシーンと静まり返る。 しばらくして、空気を察した陽介が優夜に話を振った。 「何か理由があるのだろう? 話してごらん、優夜君」 下を向いていた優夜だったが、顔を真っすぐに上げて口を開いた。 「……俺達、もっともっと互いを感じ合いたいんだ。パパ達が愛し合うの見てて、すごく羨ましくて。だから、同じようになりたい。だから、セックスしてみたい」 「ぼ、僕からもお願いします!」 普段大人しい太陽が、両手をグーにして言い張った。 さすがの夜美も、子供達の熱意を無下にはできない。 しかし、だからと言って、はい、そうですか、とはならないのだ。 「しかし、セックスは興味本位でするものでは……」 「まぁ、まぁ、夜美。では、こうしましょう。まずは我々の愛し合う姿を見せてあげる、というのは?」 陽介は、にっこりと笑って、何でもない事のように言った。 夜美は、驚いて飛び上がりそうだった。 「な! 愛し合う姿って、セックスをですか!?」 「ええ。セックスというものがどういうもので、本当にそれがしたいのか。単なる興味本位なのか。一度見てみれば納得するんじゃないかな。ねぇ、優夜君に、太陽」 陽介の提案に、優夜と太陽は、顔をぱっと明るくさせた。 「はい! それでいいよな、太陽」 「うん!」 話の流れは戻せない。 夜美は、一人納得できずにつぶやく。 「え、で、でも……子供の前でなんて……それはさすがに俺、恥ずかしいです」 「いいえ。恥ずかしい事なんて何もない。私はそう思うのです。むしろ、愛し合う喜びは上手く口では説明出来ない。もし我々の姿を見て何か感じとってくれれば、それが一番の教育だと思うのです」 「やった! 生のセックス見れるって、太陽!」 「うん、楽しみだね、優夜君!」 大はしゃぎな二人。 一方、夜美は気が重い。 「はぁ……」 「大丈夫、夜美。いつものようにただ愛し合えばいいのだから」 車は、高速インター近くのホテルへと消えていった。 **** ベッドにうつ伏せ寝をさせられた夜美。 背後から陽介がのしかかる。 ギャラリーの二人は、固唾をのんで初めて見る男同士のセックスの行方を見守る。 夜美は、両手首をシーツに押さえつけられ、身動きが取れない。 その状態のままで、プルンとした男尻の割れ目に陽介の馬並みの極太肉棒があてがわれる。 メキメキと、肛門が広がり、そこにペニスが飲まれていく。 「う、ううっ……うぐっ」 下腹部を襲う、猛烈な圧迫感。 体がプルプルと小刻みに震え出す。 「夜美……すっかり奥まで挿ったよ。とっても気持ちいい。私のは夜美の体の一部になったようだ」 「……はぁ、はぁ……陽介さん……陽介さんのは、俺、もう中から返しませんから」 「ふふふ、エッチですね、夜美」 ゆっくりとした腰の動きが始まる。 奥までズッポリ挿ったと思ったら、スッと抜けそうな所で止まり、また、一気に奥まで挿っていく。 ぐちゅ、ぐちゅ、といやらしい音が繰り返される。 「うっ……うっ……す、凄いです。陽介さんの……俺のケツマンコ気持ちよくて、痺れて痙攣が止まらないです」 「夜美、よく締まって気持ちいいよ……私のを掴んで離さない。とってもエッチな体だ」 「すごい、パパ達!」 「うん、すごい、すごい!」 夜美は、子供達の声にハッとした。 食い入るようにみつめる純粋な瞳。 夜美は慌てて、子供達から顔を背け、喘ぎ声が漏れないように唇を噛んだ。 (見られてる……子供達に。こ、こんなエッチなパパを……ああ、だめ、でも感じちゃう……そんな目で見られたら、パパ、もっと感じちゃう) 「ふふっ、今日の夜美はいつもより感度がいい。子供達に見られているから? 折角だから、その感じている夜美の顔をもっと見せてあげよう」 「……え、そんなっ」 夜美の抵抗も虚しく、夜美の顔は陽介に無理やり子供達の方に向けられた。 メス化してしまった男のトロトロ顔。 (……み、見ないで……パパの顔) 子供達は、ゴクリと生唾を飲みこんだ。 「すごいだろ? 優夜君のパパは、おチンチンでお尻の中が気持ちよくなると、女の子みたいに可愛いくなるんだ」 陽介は、プルプルと快感に震えている夜美の口に、指をねじ込んだ。 「……あがっ」 「そして、こうすると……優夜君のパパは、もっともっと、可愛いくなる。男はね、女の子より可愛くなれるんだよ」 舌を無理やり抑えつけられ、口にもペニスを挿れられ犯されるている感覚。 夜美のマゾの部分が刺激され、悦びでイキが加速される。 涎がダラダラと垂れ出す。 陽介は、満足そうに夜美の姿を見つめた。 「さて、よく見てなさい。これからがパパ達の愛し合うセックスの本番だから……」 優夜と太陽は、黙ってコクリとうなずいた。 「行くよ、夜美」 「ま、まって……陽介さん、俺はもう……うっ」 陽介は、構わずに夜美の腰をギュッと掴み、腰を激しく突き上げた。 「うぐっ……」 夜美は、白目を向いた。 最奥まで侵入した極太ペニスは、容赦なく夜美の性感帯を突きまくる。 「あひぃ、あひぃ……いっちゃう、いっちゃう……」 悲鳴に似た快楽の雄叫びがこだまする。 綺麗に合わさる凹凸の男の局部。 少しピストンするだけでも、肉壁にカリが擦れて感度良好なのだが、これが高速に激しく出入りとなると、雄膣全体をビンビンの肉棒がゴリゴリと掘りまくり、過剰な快感で脳がオーバーキルされる。 体も制御が効かず、シーツに押し付けられた夜美のペニスの先からは、プシューと、潮が噴水のように吹き出した。 「あっ、あっ……陽介さん……俺、もうダメです……いっちゃう、いくっ……」 「もう少し……頑張って下さい、夜美。ほら、子供達も真剣に見てますから。しっかりと見せて上げましょう、私達のセックスを」 「で、でも……うっ、ううっ……俺、もう」 一方、優夜と太陽は、しばらく声を出せずに父親達のセックスに見惚れていた。 が、優夜は、ハッとして声を出した。 「すげぇ、パパ! めちゃ、いやらしい顔してる。なぁ、太陽。すごいな、セックスって!」 いつもは口うるさい父親。 だが、こうして自分の知らない一面を見ると、優夜は、何だか不思議な気持ちになった。 優夜は、ふと黙りこくっている太陽に気が付いた。 「あれ? 太陽、どうしたんだ?」 「僕、羨ましいな……僕も優夜君のパパみたいに可愛くなりたい……」 うっとりとした表情を浮かべていた。 視線の先には、自分の父親に攻めれるも必死に快感に耐える夜美の姿があった。 それが、太陽の目にはなんとも健気で愛おしく映り、太陽の心を虜にしていた。 「お、お前……」 「優夜君、お願い……僕にもして……優夜君のパパと同じ事。僕もあんな風になりたい……」 太陽の目は真剣そのもの。 優夜は、一瞬躊躇した。しかし、すぐに、自分の鼻をちょんと触り、吹っ切れた顔になった。 「そうだな、こんなの見せられたら……俺達だって負けてられないよな!」  「うん!」 「パパ達に負けないほど愛し合っているもんな俺達……よし、やろうぜ、太陽。お前服脱げよ」 「うん、分かった!」 裸になった二人。 そして、父親達と同じように、太陽はうつ伏せ寝となり、優夜は太陽の背中に回った。 「しっかりケツ穴をほぐしてやっからな……ほら、ケツ穴、見せてみろよ」 太陽は後ろに手を回し、自分のお尻を覆い隠している。 「は、恥ずかしいよぉ……お尻の穴を人に見せるなんて……」 「俺だけだ。恥ずかしくないだろ?」 優夜は、太陽の手を乱暴に払いのけた。 そして、ガバッとお尻の割れ目に顔を埋め、ぺろぺろと舌を這わし始めた。 感じやすい太陽は、時より、ビクッ、ビクッっと体を震わせた。 「……優夜君……僕、なんだか変な感じ……あっ、あっ、ダメ……舌を入れないで……」 「へへへ、こうやって舐めると、ケツ穴ってヒクヒクして、何かの生き物みたいだ……すげぇ、エッチだな」 「や、やめてよ……ぼ、僕、エッチじゃないもん……」 太陽は、振り返り、ぷーっ、と頬を膨らませて優夜を睨む。 その表情とは裏腹に、太陽のペニスはビンビンに勃起し、その先っちょからは、エッチな糸が垂れていた。 垂れ目で幼顔。 そんな太陽は、今や性に目覚め、更に可愛いくなろうと男のモノを求めている。 優夜は、そんな太陽を見て、これまでにない程の愛おしさを感じた。 太陽の頬に優しく触れて囁く。 「可愛いよ、太陽。俺、お前をうちのパパみたいなトロトロ顔にさせて、もっともっと可愛くさせたい」 太陽は、ぽっと顔を赤らめて、目をうるうると潤ませた。 優夜の顔をじっと見つめる。 「いいな? 太陽」 「うん。優夜君、大好き……」 「ああ、俺も大好きだ、太陽。さぁ、俺のを挿れるぞ」 **** 「はぁ、はぁ……太陽の中、温ったかくて、柔らかくて、最高に気持いいっ……」 「……優夜君、優夜君……僕、優夜君のおチンチン、凄く気持ちよくて変になりそう……あっ、ああんっ……」 夜美は、太陽の喘ぎ声で、ハッと我に返った。 微かに残っていた理性が、快楽の園から引き戻したのだ。 ふとベッドの横を見れば、子供達が拙たないながらも、しっかりと愛し合っている姿があった。 夜美は、怒鳴った。 「優夜! すぐに止めなさい! ど、どうして……お前達がセックスを!」 優夜と太陽は夢中で、夜美の声など耳に届かない。 夜美が、再び怒鳴ろうとしたところで、陽介の冷静な声が遮った。 「まぁ、いいじゃないですか、夜美。本人たちの意思を尊重しても。彼らはもう大人なのですから」 陽介の言葉だが、夜美は腑に落ちていない。 「で、でも……」 「心配しないで、夜美。彼らは大丈夫。それより、私達は、私達の愛を育みましょう。私と夜美の、二人だけの愛を」 「二人だけの愛……」 陽介は、無言で頷いた。 夜美は、目を閉じて気持ちを整理した。 次に目を開けた時には、スッと晴れ渡った顔をしていた。 「確かに……そうですね。俺は、片親ってことで、すこし過保護だったのかもしれません。陽介さんの言う通り、これは俺の人生。俺は、陽介さんと愛を育みたいです!」 「その意気です、夜美。一度しかない人生です、もっと、もっと楽しみましょう」 二人は、挿入したまま体を反らせて熱いキスを交わした。 「俺、陽介さんの事、心から愛しています……」 「私も、夜美の事、とても愛している……さぁ、続きをするよ、夜美。今度は、我慢しなくていいからね」 「はい、陽介さん……」 一方、二人の世界に浸っていた優夜と太陽は、改めて、初セックスに感動していた。 汗ばむ体を、片時も休まずに擦り合わせる。 「太陽、それにしても、セックスってすごいな……」 「うん。優夜君のおチンチンが奥に当たる度に、切なくてとっても気持ちいい……」 「俺もさ……太陽の奥って、狭いのにぷにぷにして柔っこくて、チンコめちゃ気持ちいい」 「僕、もう離れたくない。僕、ずっと優夜君と繋がっていたい!」 「俺もだ……で、でも実は、俺、もう限界なんだ……出ちゃいそう……」 「実は、僕もずっと変な感じ……お尻から押し出されて、何かチンチンの先から出ちゃう感じなんだ……」 「そうか……じゃあ、一緒に……」 「……うん、分かった」 こうして、二組のカップルは、それぞれの思いを胸に、改めて愛の営みが始まった。 そして、互いの気持ちが一つになり、愛は終着地点に向かう。 時はさほど掛からずに、叫び声が上がった。 「あっ……あっ、優夜君。僕、いっちゃう、いっちゃうよっ!」 「お、俺も、いきそうだ……太陽、愛してる……」 「僕も、優夜君の事……愛してる……あーっ」 そして、もう一つのカップルも。 「うっ、ううっ……陽介さん……俺、もう限界です……いっていいですか……」 「はい、夜美。私も同じです……今日は沢山、夜美の中に出しますね」 「はい! 陽介さんの精子、たくさん、俺の中に下さい……あ、いくっ……あっ、あーっ!」 **** 四人を乗せた車は、駅のロータリーで止まっていた。 ハザードランプが点滅する。 前の座席の陽介と夜美の二人は、後部座席を覗き込んだ。 優夜と太陽は、手をギュッと握りしめて寄り添いながら寝入っている。 陽介は、夜美に言った。 「ふふふ、可愛いい。こう見るとまだまだ子供ですね。もうしばらくこのままにさせてあげましょう」 「はい」 「ところで、夜美。じつは、提案があるのですが……」 「はい、何でしょうか?」 間があった。 夜美は、首を傾げた。 「陽介さん?」 陽介は、ふぅ、と大きなため息を付き、そして、夜美の方にむき直し真剣な面持ちで言った。 「私達、一緒に暮らしませんか?」 「え!?」 夜美は、驚いて息が止まった。 頭を整理して聞き返した。 「そ、それって……」 「ええ、プロポーズです。コミュニティは卒業し、私達四人で自立して一つの家族になるのです」 夜美の顔は、みるみると悦びの顔に変わる。 目をキラキラさせて言った。 「陽介さん! 俺、嬉しいです! 俺、ずっと前から一緒に暮らしたいって思ってましたから!」 「良かった。私も子供の事が少し気掛かりでしたけど、今日の事で吹っ切れました。彼らは私達が思うよりずっと大人です。だから、これからは子供達だけでなく、私達の未来の事も考えてもいい頃だと思いました」 「同感です。俺も真剣に考えたいです。俺と陽介さんの未来。子供達の事は、心配なところもありますが……四人で一緒に暮らせば、お互いしっかり見て守ってあげれると思います」 「それに、私達が愛の見本を見せてあげれますしね」 「はい!」 そこまで言って、二人は沈黙した。 二人は見つめ合い、そして、ゆっくりと顔が近づいていく。 唇同士が重なり、そのままフレンチキス。 「夜美。これから私達はずっと一緒です!」 「はい、陽介さん。これからもよろしくお願いします!」 「……それにしても、夜美……君は、なんて可愛いい男なんだ。私の天使……」 「陽介さん、あなたこそ、なんてハンサムで男らしい。俺の王子様です!」 クスッ、と二人に微笑みがこぼれる。 そして、固く抱き合いながら、再び熱いキスが始まるのだった。

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