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別れもなければ出会いもない

(ヒョウ)はとても嬉しそうに返事をしてくれた。 もしも『お主は帰らなければ行けぬ!』 なんて言われたらどうしようなんて思ったけど杞憂だったみたいだ。 表はリオンを引き離したかと思うと何か耳打ちしている。 リオンはコクン、と頷いたかと思うと俺の元に来て耳元で囁く。 「契り、交わすの大変。死には、しないけど。 ……がんばれ、終わったらまた遊ぼ」 気になることを言いつつベロン、と俺の耳を舐めてから離れる。 絶対最後の耳舐めいらないだろ。 じゃあまたな、言うより早く表が俺を抱きしめ風が巻き起こる。 家に着いた、と思うとまた風が巻き起こって布団の上に転がっている。 表が俺に覆い被さると強く抱きしめられる。 俺もそっと抱きしめ返す。 「影道、今から契りを交わせば、わしが死ぬまでお主も生き続けることになるぞ」 「……うん」 「二度と人間の世界には戻れぬぞ。それでも良いんじゃな?」 「ああ、もう決めたからな」 表が離れ俺の顔をみやる。 表の瞳が赤く爛々と輝いている。 「そうか、それなら良い。 それでは契りを交わすかの」 表がパチン、と指を鳴らすと俺は裸になると同時に両手を足の脛に固定するように拘束される。 ひっくり返ったカエルみたいな格好だ。 「え、えーっと表……?」 「契りは三日三晩お主の口と尻の中に妖気、人間で言うところの……精気、精液? じゃったかな、を注ぎ続ける。 わしと繋がっている間以外妖気がもれぬようぷらぐをつけておく。 まあ大丈夫じゃ、その拘束はおそらく初日だけじゃ。 影道、お主はただわしのを受け入れて時折わしが言った言葉を反芻すればいいだけじゃ」 俺は顔が引き攣っているのがわかる。 三日三晩受け入れ続けるって無理に決まってんだろ。 後ろに下がろうとするけれど拘束されているからできなくて。 「では影道、これから三日頑張ろうぞ」 壱日目(いちにちめ) 「あーーー! いぎゃっ、表、表、ほんともう無理っ、腹入んない!」 「まだまだじゃぞ、今日は妖気に慣らすためこの腹が膨れるまで注ぎ続けねばならん。 そのあとは口からも飲んでもらうからの」 「や、ヤダヤダほんとに入んない、無理だって!」 「暴れるでない。何、苦しいのは今日だけじゃ、明日以降は今日ほど苦しくはならんじゃろ」 表が遠慮もなく俺の腹に妖気? とかいう名の精液を出し続けている。 初めは気持ちよかったけど量が多すぎるし長すぎる。 表のものが俺のナカから抜け、少し力を抜いた瞬間、プラグを刺され体が跳ねる。 お腹の中が苦しい、精液を出したくて仕方ない。 高速が外されたかと思うと無理やり体を起こされ女の子座りのような形になる。 この格好だとプラグが深く刺さって苦しい。 目の前に表のチンコが差し出される。 「ほれ下は溜まった故、次は上の方から飲むんじゃぞ」 「むり、ほんとにむりだって、むぅぅうう!」 頭を両手で掴んでオナホみたいに乱暴に扱われる。 出し入れするたびにナカのプラグが動いて更なる快感を生む。 「影道、出すからの。しっかり飲み込むんじゃぞ」 「ん?! んーん! んー! んんんっ!」 ぐっと押し込まれ喉の奥で出され溺れそうになる。 必死で出されるものを飲み込む。 苦しくて表を叩いてやめてくれとアピールする。 すると急に両手が後ろに回されたかと思うとそのまま何かに縛られる。 「これ影道、主人を叩くでない。まだ手の拘束は外さん方が良かったかの。 次暴れたらぷらぐの代わりにばいぶ入れて夜は放置するからの」 「!?」 いやいや、と表のチンコを咥えたまま可能な限り首を横にふる。 今でさえきついのにそんなことされたら俺が壊れる。 「いい子にしておったらせぬからの。 ほれ、まだまだ飲まねばならぬぞ」 表がまた俺をオナホのように扱い始める。 涙と鼻水が出過ぎて息がつまる。 息がうまくできなくて頭がぼーっとなっていく。 気持ちいいのか苦しいのかもわからない。 何度も表に静液を出され、自分も何度出したかわからないほど精を吐き出し続ける。 「ヒュッ、ヒュッア、ヒュゥ……はっ、はぅ……」 「よしよし、よう頑張ったの。あとはその腹の妖気を消化するだけじゃな。 この様子なら残り二日も大丈夫じゃろ」 表に膝枕され汚れまくった顔を拭かれる。 息も絶え絶えになり指一本動かすこともできない。 上からも下からも精液が注がれ続けタプタプで苦しい。 「影道、お主の主人の名はなんじゃ?」 「俺の、主人……? 表のことか?」 「そうじゃ、もう一度繰り返すんじゃ」 「俺の、主人は、表……」 「もう一度」 表に言われるまま何度も言葉を繰り返す。 言うたびに褒めるように頭を撫でられるのが気持ちよくて表に言われなくても自分から何度も繰り返す。 表の名前を繰り返しながら俺は眠りにつく。 弍日目(ふつかめ)  今日も昨日と変わらず表に上から下から精液を注がれ続けているが。 「表……お腹痛い……むり」 腹の激痛に耐えられず亀のように丸まる。 表いわく妖気が体に馴染み始めている証拠だというが普通に辛い。 ひどい腹痛で今にも出したいのに、トイレには先が見えないほど行列が並んでいるぐらいの絶望感が俺を襲う。 「よしよし、辛いのう。 今、お主の腹の中には何が入っておるんじゃ?」 「表の……妖気?」 「そうじゃそうじゃ、もっとわしの名を呼ぶんじゃ。 頭撫でてやるからの」 「表ー、苦しい、もっと頭撫でて。 表、助けて、お腹痛い。表、表……」 「うむうむ。 それがお主の主人の名じゃぞ、忘れるでないぞ」 表の名前を繰り返せば繰り返すほど腹の感じが楽になっている気がする。 苦しさから逃げたくて何度も表の名前を呼ぶ。 「腹の方が楽になってきたじゃろ? またお主の中に妖気を出すからの」 「……表、苦しい。抱っこして、抱っこ」 「良いぞ、影道。 お主は昔から抱きしめられるのが好きじゃったのう」 子供のように表にせがみ表に抱きついたままナカに何度も出される。 また腹の中に溜まっていって少し苦しいが、表の体温が直に伝わってくるだからだろうか。 とても安心して俺はそのまま眠りに落ちる。 参日目(みっかめ) 連日続く行為に疲れ果てて俺は声を出すこともなく表に抱かれている。 だが、苦しさは一切なくなんなら心地いい。 子供が親にだっこされているときのような安心感。 体を全て預け切ってただただ心地よさに溺れる。 「影道、今お主は誰に抱かれておるんじゃ?」 「んー……表?」 「影道、お主の主人は誰じゃ?」 「しゅじん? しゅじんはー……表。 おれの、しゅじんは表」 聞かれるままに何度も表の名前を呼ぶ。 「影道、覚えておるか? お主は昔からこうやってわしに抱かれておるのが好きじゃったじゃろ。 何度もせがんではわしの中で眠っておったもんじゃ」 「んー……されたことあったっけ」 「何、思い出せんでも良い。 これからはずっと一緒におるからの。 お主がどう思おうがわしの元から離れぬようになるしの」 「うん……」 表は時々おかしなことを言う。 昔って、俺たち会ったのなんて本当に最近なのに。 まあ六百歳も年取ってりゃ、昨日のことも昔のことって思ったりしちまうんだろうな。 もしくは表がボケてるかだな。 ゆさゆさ揺られながらナカを擦られる気持ちよさに俺の意識はどんどん虚になっていく。 「影道、お主はわしのことが好きか」 「うん? んー好き好き……」 「絶対にわしの元を離れぬ、わしが死ぬまで時を共にする。 日森影道、契りを交わすか?」 「うん……」 そう答えたとき、目の前が光り首がきゅっと閉まる感覚がする。 なんだ、と思い目を開けると幸せそうに笑う表と目があう。 「影道、今度こそずっと同じ時を刻もうぞ」 「んえ? ああ、うん……」 俺はまた心地よさに身を任せ目を瞑る。 俺は首にあった首輪がきえ、代わりにうっすらと模様が浮き出ていることに気づいていない。 契りが交わされ、これから先老いることも、ほぼ永遠に生きることになることにも気づかず。 俺は心地よさに溺れる。 「影道、これでようやくずっと一緒に()れるの」

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