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俺達の記念日20 R18

どこかのエロオヤジがいいそうな言葉だと内心笑った。 どう言って言葉で攻めたらいいのかさえわからない。翻弄させられてテンパって・・・毎度のことだけど。 俺とはるとの違い?経験値?を意識してなのか俺らしくないとは思ってる。 でも、気持ち良くさせたいんだよ。 薬効果でエロいはるをどうやって気持ち良く出来るのか、テンパらずに気持ち良くさせてやりたい。 煽られて訳が分からなくなるのはいつも俺の方なんだから。 張り詰めてきた芯は絶頂が近いんだろうってわかる。 「イキそう?イっていいよ、口の中で出して?」 根元を手で扱いて先端を舌で転がす。 「はぁん、イキそっ!・・・んっ、あきっ!」 つま先にグッと力がこもると伸ばした手を掴んだ。 指を絡め取って握り締める。 グンっと背中を反らしてビクビクと芯から熱いものが流れ込んで来た。 一滴残らず喉元を通り過ぎる。こうやって俺は何度となく飲み干してきた。 繋いだ手から力が抜けて大きく揺れる胸元とその先の初の様子を伺った。 指先がピクピクと揺れる。 だけどはるの瞼は閉じていて、手も足もダランと投げ出されたままだ。 ・・・もしかして飛んじゃった?! はるの横に寝転んで、張り付いた髪を掻き分ける。 頬に触れてもすり寄ってこない。 意識・・・飛んじゃったみたいだね。 この先どんな風にはるが舞い狂うのか見てみたかったけど。 明日も早くから準備が待ってる。シーツをそっと掛けてベッドから起き上がった。 これ・・・なんとかしないと。 そそり立つ自分の股間に目をやってため息を吐く。 時計を見れば午前1時を回ったところだった。 チラリとはるを見れば、スースーと寝息を立て始めた。 仕方なく、シャワールームに向かいはるを欲しがった愚息を手に取った。

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