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俺達の記念日19 R18
差し込んだ指を飲み込むように中が畝って誘い込もうとしてる。
熱を持った身体は従順ではるの気持ちとは反対の方向に向いて走ってく。
「欲しがってみて?気持ちよくなりたいよね?」
入り口から前立線にかけて行き来する指に簡単に翻弄されていくはるの色香は花びらを撒き散らすようだ。
なんなの?これ・・・
乱れ狂うってより舞い狂うって感じのはるの妖艶な身体の動き。
しなる身体は色っぽくて快感を逃がそうと突き出す顎や汗でへばり付く髪、その先から溢れ落ちる汗でさえ堪らなくそそった。
『あの身体はハマる』
口々に関係を持った奴が言った言葉。
はるが乱れて我を忘れる快感と快楽を見たことがあるってことだ。
そう言われれば、俺はそんなはるを知らないのかもしれない。
知らなくてもはるが気持ち良くなってる姿はそそるけど、理性を無くした身体は知らない。
俺が知らない、はる。
それは堪らなく嫌だし、知りたいって思う。いや、知りたい。
この先、ずっと俺しか知らず俺のためにある身体なら、もっともっと気持ち良くしてやらないでどうするの?
我慢はしてないだろうけど、それで満足してるんだろうか。
・・・不安になってきた。
なら。今この状況で気持ち良くさせればいい。
出来るかな・・・
俺は本能のまま、誰とも経験したことのない知識だけでシてるだけだけど、ちゃんとはるを気持ち良くさせれてたんだろうか。
いつもここにたどり着くような気がするな・・・
抱え込んだ首筋を舐めて敏感な鎖骨にキスを落とす。
クチュクチュと隠微な音を立てて俺の指がはるの中をかき回している。
前を触ってやれば肩に回した腕に力がこもった。
「あきっ・・あっ・・ダメっ・・はぁん」
いつもより少し高めの声でしがみつく。
「気持ち良さそうだね・・・一度イこうか」
そのままはるを押し倒してはるの芯を口に含んだ.。
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