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11.※性行為

「あぁっ、あっ! あっ! はっ、あっ! あっ!!」 寝ていた部屋に戻ってきた途端、敷かれたままの布団の上に四つん這いとなり、尻を限界まで上げさせられ、後ろから激しく突かれていた。 手洗い場で達した形となり、余韻が残る最中で行為に及んでいる上に、乱暴に犯されているおかげで、葵人はずっと絶頂に達したままで、栓が抜かれた状態の貞操具に包まれた尿道からは、ほぼ透明な白い液らしいものが布団を汚していた。 さらに言うと、その布団は新と真が寝ていたもので、その上に強制的に性交されているものだから、背徳感から頭では後悔の渦に呑まれていたが、素直な体は興奮を覚えてしまっている。 本当に自分は罪深い。 「葵。愛しの······新と真の布団に、汚してしちゃってるね······?」 「ごめんっ、あっ! ごめんなさ······っ! はぁ、あっ、あ······っ!」 身体中を震わせた途端、水にも似た精を吐き出したのと同時に、繋がっていた碧人からも熱いものが吐き出されたのを感じた。 子宮に届いたことも。 けれども、子どもを二人産んで役目を果たしてしまった器官は、碧人の精を受け止めても留まるのみ。 しかし、こうも考える。 必要性がなくなった器官に意味のないことをして、辱めているのだろうと。 腹部に溜まっていくのを感じた後、散々絶頂させられたのもあり、尻に力が入らなくなり、下ろしかけた、その直後。 「いっ······た······っ」 臀部に鋭い痛みが走った。 その衝撃で、ピュッと透明な液が飛び散った。 「何勝手に下ろそうとしていたの」 「い······ッ! ごめ······あっ!!」 「それともわざと······? どちらにせよとても悪い子だ」 「んッ! あっ! ふっ、んっ!」 一回一回の叩く手が強く、上手く言葉にもならず、痛みに支配されていった。 そうしている中、その痛みが突きながらでもあるからなのか、快感へと変わり、思わず菊門を締めつけていた。 少しした後、碧人の小さく呻く声が聞こえ、また奥まで注がれていった。

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