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10.※小スカ、射精、舐め飲尿道・精
「あっ!? あぁぁーーんっ!!」
毎回されていることでも、急な快感には耐えきれず、解放された悦びに放尿と共に打ち震わす。
太もも辺りが小さく痙攣していることから、放尿しただけで快感を覚えてしまうだなんてと、少々自分に呆れながらもこの高揚感に浸っていたいと涙を零しながら思っていた。
「······葵。出したかったのは、おしっこだけじゃなかったの······?」
「は、ぇ······?」
「これはどういうこと······?」
「······んぅ······」
貞操具に垂れていたのであろう、掬い取った尿を半開きとなった口の中に捻り込んできた。
尿らしいしょっぱさの後に感じる、さほど粘っこくなくとも薄い苦さが舌に乗る。
碧人のを飲まされたのと同じ。ということは······。
「貞操具 を付ける時に、散々射精 したっていうのに、まだ射精 したいっていうの。······葵には必要ないからこの際、死滅させようとしたのに」
急に指を突っ込まれたことも信じられないが、それが些細なことだと思える独り言らしい言葉に、自分の耳を疑った。
たしかに、誰かの体に自身の種を与える側ではない葵人のは、もはやこの際いらないのかもしれない。
ただ生理現象のために射精 すものなんて。しかも、それすらも自由にさせてもらえないのなら。
十七年間、"男"として育てられたが、それもなかったことにされるぐらい、強制的に女として振るまうようにされるのなら。
「······勝手に射精 しちゃう悪い子の僕に、どうかお仕置きをしてください」
言わされ続け、自然と乞うようになった葵人に対し、満足げに笑った。
「いいよ。悪い子の葵にお仕置きしてあげる」
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