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登場人物紹介
茶倉練(ちゃくら・れん)
茶倉スピリチュアルサービス(通称TSS)の代表取締役。
26歳のイケイケバリバリ霊能者。チャクラ王子の異名をとるイケメンだがその本性はドS守銭奴関西人の拝み屋の孫。高校の同級生兼助手の理一を馬車馬の如くこき使っている。
烏丸理一(からすま・りいち)
26歳。茶倉の助手。ゲイ。悪霊に憑かれやすく突かれやすい霊姦体質で難儀しており、茶倉に定期的に除霊してもらえないと日常生活を送れない。ややビビリでヘタレ、真っ直ぐなお人好し。
煤祓正(すすはら・せい)
十江山の寺で暮らす修験者。もとはサラリーマン兼業の山伏だった。豪放磊落な酒豪。成願寺の現宗主でもある。
煤祓玄(すすはら・げん)
正の息子。フリーター。普段は愛車のハーレーダビットソンを駆り地方を旅しているが、十江村の祭りの期間中のみ帰省する。
茶倉とは十五年前に稚児の戯で争った因縁がある。
煤祓冥安(すすはら・めいあん)
故人。正の父、玄の祖父。
煤祓詩織(すすはら・しおり)
故人。正の妻、玄の母。
吉田みどり(よしだ・みどり)
十年前、稚児行列の最中に蒸発した少女。村人には神隠しと言われている。
吉田卓(よしだ・たく)
みどりの父親。スローライフに憧れ一家で十江村に移住してきた。妻は癌を患い他界。
権現(ごんげん)
十江山に棲むと言われる山神。
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