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―美少年達の危険な宴―

葉月は咲夜のその言葉に背筋を凍らすと、あまりの恐怖に取り乱して泣き叫んだ。 <b>『なんで僕なんだよ…!!』</b> <b>『何でなんだよっ…!!』</b> 葉月は泣きながら咲夜に抗議するが、 咲夜はそんな葉月に一言いったのだった。 「もう決まったんだよ!」 「みんなもお前のこと犯したいってさ」 「良かったな葉月!」 咲夜がそう言うと、葉月は涙を流して拒絶した。 一人泣きわめく葉月に水霧は手を伸ばすと、そのまま服を無理矢理引き裂いた。 「いつまでもワガママいってんじゃねーよ!」 咲夜がそう言うと葉月は泣いてわめいた。 <b>『いやだっ!!』</b> <b>『誰か助けてぇっ!!』</b> 葉月は部屋の中で声をあげて助けを求めた。 泣きわめく葉月を友也は黙って録画した。  咲夜は泣きわめく葉月を遠目から、 ニタニタと冷酷に笑ったのだった。 葉月は水霧の右手を噛んだ。 <b>『イッテェ!!』</b> <b>「こいつ噛みやがったぜ!!」</b> 水霧の隙をつくと、葉月はベットから起き上がり。 部屋のドアへと全速力で走った。 咲夜は突然の葉月の行動に唖然となると、直ぐに皆に言った。 <b>『お前ら逃がすな!!』 『捕まえろっ!!』</b> 葉月は無我夢中でドアの方まで走った。 すると、葉月の目のまえに葵が柱の隅から現れると。 わざと葉月の足をひっかけて床に転ばせたのだった。 葉月は勢いよく床に転んだ。 ハッとして起き上がると、葉月のまわりを4人が取り囲んだ。 「葉月ちゃん捕まえた!」 友也はそう言うと、怯える葉月をアップで撮った。 「簡単に俺等から逃げれると思うのかよ?」 水霧がそう言うと葵は葉月の手を足で踏みつけた。

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