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第2話

「好きって…、わけわかんねぇ。俺は男だし、あんたらも男だろ?」 「そうだよ。僕らは、男の子の癖に華奢で中性的な顔をした君の事が好きなんだ。だからファミレスにも通った。でも所詮店員と客。親しい仲になることはとても難しそうだった。という訳で、誘拐したのさ」 「はぁ!?わけわかんない事言うな!俺はあんたらなんて好きじゃない!この手錠外せよ!気持ち悪いんだよ、クソ野郎ども!」 少年は激昂して言った。 「うわうわ、怖いねぇ。かっこ可愛い顔して、随分乱暴な口を聞くんだねぇ」 「あぁ、バイト中はあんなに笑顔で接客しているのに、こんなに口が悪かったんだな」 「こいつぁ、やっぱお仕置きが必要だな」 3人はゆっくりと少年に近付いた。

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