2 / 5

第2話

「まずは胸部だ」 教鞭の先が少年の乳輪をくるくると撫でた。 「んぁっ、な、にするんですか…!」 「何って授業だろ。お前の身体を標本にして、体の部位を学ぶんだよ。ここは"乳輪"だ。お前の乳輪は小さいな」 教師がニヤニヤしながら、乳輪を撫でる。 「くぁ、や、めて…、先生…」 少年は身体を捻じりながら嫌がった。 「続いて、ここが"乳頭"」 教鞭が乳首の先をツンと突いた。 「やぁん…っ」 少年は思わず声を上げる。 「おい、どうした?そんないやらしい声をだして。もしかして、感じたか?」 乳首の先をぐにぐにと押しつぶす。 「あぁッ!ゃ、やめろ…」 すると生徒のうちの一人が興奮気味に言った。 「せ、先生!授業の内容を覚えるためにスマホで動画を撮ってもいいですか!?」 「あぁ、いいよ。今日は特別だ」 その言葉を合図に生徒達は一斉にスマホのカメラを少年に向けた。 「や、やだ!撮るなよ…!みんな、どうしたんだよ…!こんなのおかしいよ!!」 少年は泣きそうな顔をした。 「ふふ、たまらないね。普段優等生の君がこんな泣きそうな顔をするなんてね。」 教鞭はゆっくりと下の方へと動いた。

ともだちにシェアしよう!