27 / 61
27話 ※指
そこに安堵したのか二人から気持ち的に力が抜けたように思える。
そこに京平の方も微笑むと、
「私の手の届く範囲に君達がいて本当に一人ハーレム状態だよ。 私は一人しかいないから、流石にこれ以上は無理だけどね……。 でも、これで、二人共可愛がれるっていうもんなのかもしれないな」
京平はそこまで言うと、今度は玲音の方へと視線を向け、
「玲音ちゃん……もう少し、私の方にお尻を突き出してくれないかな?」
「え? お尻を? え? あー……それは……恥ずかしいよぉ」
そう可愛く言う玲音。
「だって、君は今日は私に色々な事をしてもらいたいんだろ? なら、恥ずかしがってもいいから、私の事を信じて欲しいなぁ」
その京平の言葉に玲音は、
「……ぅん、京平の事を信じたいから……いいよ」
本当に京平の場合には誘導が上手いのか、それとも玲音は素なのかは分からないのだが、二人の間でそんな会話になったようだ。
玲音は京平に言われた通りに、京平に向かって双丘を突き出すような感じにすると、
「これで、いい?」
「うん……十分だよ……」
これで、京平の方は満足したようで、
「これで、今日は二人の事を可愛がる事が出来るね……。 先ずは、この中に指を入れて中を解して上げようか?」
玲音の方は中にローションたっぷりで、それこそ準備は出来ているものの諒馬の方は流石にまだだ。
「諒ちゃんの方が、まだ、中にローションも入ってないようだから、ちょっとだけ玲音ちゃんは待っててね」
そう言うと、京平はベッドの上に転がっていたローションを手にするのだ。 今回使っているローションの容器は先端部分が細くなっているタイプで、それを後ろの蕾の中に簡単に入れられるようになっていた。 こういう容器であれば片手で楽々使えるという事だろう。
京平はローション容器を諒馬の後ろの蕾へと入れると、容器を押し一気に諒馬の中へとローションを入れるのだ。
暫くしてローションが後ろの蕾から溢れ出て来るまでになると、そこで京平の方は満足したのか、一気に容器を諒馬の中から抜き、それをベッドの上へと転がらせる。
諒馬の後ろの蕾からは、玲音同様に透明な液体が溢れ出ていた。
きっと京平的にはそれも演出の一つと捉えているのであろう。
「たっぷりと諒ちゃんの中にもローションが入ったみたいだね」
そして、これからが本番かのように、京平は二人の双丘を同時に撫で始める。
「え? ぁ……いきなり……何?!」
と最初に声を上げたのは玲音だ。
「ん? そりゃ、二人同時に私の所に来てくれたのだから、二人共、楽しめるようにね、してるんだよ。 二人共、すべすべなお尻してるよねぇ」
ともだちにシェアしよう!