とそんな時、どうやら諒馬の方も復活出来たようで、そこに京平の方は気付き、 「諒ちゃんも玲音ちゃんと同じのやってみる？　どうやら、この玩具気持ちいいみたいなんだよね」 　そこに首と手を交互に振る諒馬なのだが、 「だって、そうしたらさ、諒ちゃん暇になんない？」 「あ、いや……大丈夫ですから、気にしないで下さい」 　本当に諒馬的にはご遠慮したい所なのであろう。　言葉にも出している位なのだから。 　だが京平の言う通り、諒馬がそれをやらないでいると、完全に諒馬は暇になってしまう。　それは撮影しているのだからまずいんではないだろうか。 「ま、まぁ……諒ちゃんも玲音ちゃんと一緒に気持ち良くなろうよ」 　京平は玲音の中に入っている玩具から手を離すと、諒馬の事を再びベッドへと押し倒し何故か片足だけを上げると、さっき玲音にやったように、諒馬の後ろの蕾に振動を与え始める。 「ふぅっ！　ん！」 　それと同時に玲音の腰が跳ねる。 「……ふふ、だろうね」 　と京平の方はドヤ状態なのかもしれない。 「何を嫌がっていたのかが分かったのかも……。　そうだよねぇ、あまりにも気持ち良くなり過ぎちゃうから逆に諒ちゃんは嫌だったのかもしれないなぁ。　この玩具にはもう一つ機能があってねぇ、先端部分がくねくねと動くんだよー。　こうやってね、」 　京平はそこまで言うと、もう一つの玩具のスイッチを入れ、くねくねとした機能の方も動かして行くのだ。 「ぁあ！　ちょ、ヤバいってぇえ！　そこぐりぐりってぇ、しないでぇえええ！」 　思わずそんな声が出てしまった諒馬は両手で口を塞いでしまう。 「気持ちいいんでしょう？　なら、いいんじゃないのかな？　それとも、また直ぐにイっちゃいそうになるから嫌なのかな？　んじゃあ、イかないように、モノの方にリングを付けるか？　中にチューブみたいなのを入れちゃう？　そうだ！　それ、玲音ちゃんにもやっちゃおうかなぁ？」 　京平は思い付いた事に、ポンっと手を叩き、一旦、諒馬からも玲音からも離れると、チューブのようなものを手にして戻って来る。　そしてカメラ目線で京平はそのチューブを視聴者へと見せると、 「今から、これを、玲音ちゃんと諒ちゃんのモノの先端部分に入れますね。　そしたら、二人は暫くイけなくなるアイテムなんですよー。　マンネリ化してきた相手に使ってみてはいかがでしょうか？　または自分で使ってみるっていうのも手なのかもしれませんね」 　とこう宣伝するかのように、伝える京平。　そして先ずは玲音の方に向かうと、完全に勃って来始めていたモノを軽く強く握ると、玲音のモノの先端部分からチューブを入れて行くのだ。