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60話 ※本番

「ぁあ! いやぁあん! はぁあん! はぁ……はぁ……も、もう……京平さん……私、もう、いやぁあん! 無理なの! イきたいっ! ホント、イきたいのぉおおお!」  本当に今の玲音というのはイきたそうだ。 涙目は勿論、顔だって限界ギリギリの表情をしているのだから。  流石にプライベートでも玲音と一緒の京平。 そんな玲音に気付いたのであろう。  京平は玲音の脇の下へと腕を入れるとそのまま玲音の上半身を起こし、立膝のままで玲音の事を揺さぶり始めるのだ。 「え? ぁあ! 何!? いやぁあん! ちょ、この体勢……諒ちゃんに何もかも見られてるっていう感じなんですけどー! ぁあ! はぁ…んん!」 「そうだよ……。 だって、諒ちゃん復活したみたいだし、諒ちゃんに君の乱れている姿を見てもらおうと思ってね……」  そこで京平は一旦言葉を止めると、今度は目の前にいる諒馬の方へと視線を向け、 「どう? 今の玲音ちゃん、気持ち良さそうに見える? それと、これだと玲音ちゃんが乱れている姿、丸見えでしょう? クス……モノだって、こんなになって、プルプルっていうより、上下って激しく動いてて、今にも玲音ちゃんの顔に打つかりそうな勢いなんだけどな……ブルンブルンっていう表現の方が当たってるのかなぁ? 玲音ちゃんが激しく乱れてるっていう感じ……。 じゃ、もっと揺らして上げるからね……」  京平の腰が揺れ始めると、同時に玲音の体も揺れ始めるのだ。  確かに本当に激しく揺れ始める玲音。 「いやぁあん! ぁあん! ホント、そんなに揺れたらぁああ! イくからっ! イきたいからっ! イかせてよぉおお!」  本当に玲音はイきたくて仕方がないのかもしれない。 本当に涙目で訴えているのだから。 いやさっきだって涙目で訴えていたのだけど、どうやら京平はまだイかせなかったのだから。 もう、玲音からしてみたら二回目イきたいというコール。  京平はその間も腰を玲音へと打ちつける。  部屋内には、バチンバチンという音が響き渡るのだ。  と、その時、玲音の体が落ちそうになるのだが、それを京平はしっかりと支え、 「もう、限界かな?」  と小さな声で呟くと、玲音のモノの先端部分からチューブを抜き、 「もう、イきたかったらイってもいいよ……」  そうやっとの事えお許しが出たようだ。  その後も京平の方は激しく腰を動かし、 「も、もうっ! 本当にぃいい! はぁ……はぁ……はぁああん! イくっ!」  それと同時に玲音は白い液体をモノの先端部分から吐き出すのだ。 その液体はやがてシーツへと染みを作るのだった。  一方、京平の方も、その玲音の声が合図かのように、急に腰の動きを止め、甘い吐息と一緒に、玲音の中にきっと白い液体を吐き出したのであろう。 その後少しだけ京平の腰が動いていたのだから。

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