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橘×雪哉 5日目 夜 2
「っ、ばか、動かすなって」
「だ、だって……こんなの……っ」
「しょうがねぇ奴……」
橘は困ったように笑いながら、耳たぶを食み、そのまま舌を差し入れてきた。
ぴちゃぴちゃという水音が脳内に直接響いて、聴覚からも犯されているような気分になる。
「や、あ……っちょ、や、あっ!」
「あー、すっげ……締め付けやべ、マジイキそ……っ」
耳元で低く囁かれれば身体はますます敏感になり、ビクビクと身体中が痙攣するみたいに反応してしまう。
でも、自分が欲しいのはこんな刺激じゃない。もっと奥をグリグリして、一番感じる場所を突いてほしい。
「ね、ぇ……はやく……っ」
「っ、あんま煽んな……!」
「っ!? ひゃっ、ああ……っ!」
橘は雪哉の腰を掴むと一気に突き上げてきて、最奥を穿たれた衝撃に目の前がチカチカと点滅する。
「っ、くそ……っ」
「あ、あ……っ!だ、だめ……っそこ……っ」
「ここ、好きだもんな?」
「っ、ふ、ぅ……っ」
何度も同じ所を突かれて、彼の腰を両足で挟んでぎゅっと強く抱きついた。
すると、橘は身体を起こして覆い被さるような体勢になると、そのまま激しく抽送を始めた。
肌同士がぶつかり合う音と結合部から漏れ出る卑猥な粘着質の音に興奮が高まっていく。
「あ、あっ、ん……ふ、あ……っ!」
「は、ぁやべ、すっげ……全部持ってかれそ」
橘が腰を動かす度に前立腺がゴリゴリと押し潰されるような快感に襲われて意識が飛びそうになった。
「あ、あっ、だめ……また……イッちゃ……あっ、く、イクっ」
「いいぜ、イケよ……っ」
「んっ、ふ、あ……あぁ―――ッ!!」
橘の熱い飛沫が体内に注がれるのと同時に、雪哉は絶頂を迎え精を放った。
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