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『衝動』2

「お、お許しください、じ、自分で慣らしますから」 「経験はないのか」 「は、はい、」 「一度もか」 「申し訳ございません…!」 瞳を潤ませる踊り子に構う余裕を、男は最早持ち合わせてはいなかった 初めて惹かれた相手の体が純潔だと知り、喜ばない者がどこにいる 「ひあっ、そんな、ああっ」 恥ずかしがる踊り子の足を大きく開かせて、慎ましく閉じている菊座に舌を這わす 皺を伸ばすように丁寧に舐めしゃぶっていくと、段々と柔らかく口を開き始めたそこに指を挿し込んだ 「やっ、いやあっ、やめ、」 皇帝の相手を拒んではいけないと耐えていた踊り子であったが、自身の体を拓かれていく初めての感覚に次第に怯え涙を零していった 踊り子の嫌がる声は聞こえていたが男は手を止める事はできず、男にじっくりと慣らされた踊り子の菊座が三本の指を咥え込んだのを確認し指を抜き去った シクシクと涙を流す踊り子は男が指を抜いても動くことなく、大きく足を開く体制を取り続けた 踊り子の健気な姿に胸を痛めると同時にひどく煽られた男は陰茎にオイルを塗って踊り子の菊座に擦り付ける 「ひっ、うっ、ううっ」 ついに貫かれるのかと怖がる踊り子の足を抱え、男は今までにないくらい興奮し逞しくそそり立った自身の陰茎を踊り子の中に突き刺した

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