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出会い編 第四話

なんて言うの?身長高くて、でも、ふわふわ髪のマッシュぽい感じ?涙袋もあって、なんでもいいよって言ってくれる感じ! デートとか行ってみたり!エスコートとかしてくれたり?考えただけでもニヤニヤしちゃう って理想高くしたらダメダメ!たとえおじさんでも、頑張らないと! 楽しみのために、ライバル会社のホームページとかは見ないとこっ 「ぐぅぅぅ~」とお腹の音がなった お腹空いた…そういえば、お昼ご飯食べてなかったんだ ええっと、今の時間は…と時計の方を見ると午後6時前 よし、もう少しで定時だ 5秒前…4…3…2…1 「ゴーンゴーン」と時計が6時になったと鐘が鳴り出す 帰ろ!パソコンをシャットダウンして、席から立ち上がってタイムカード押して最後に、会社のビルに向かってありがとうございましたと一言お礼を言って自分の家に向かった *** ガチャ… 玄関から部屋を見渡す 1LDK、和室のお部屋。オンボロアパート 外装は鉄の部分が錆びれていて、いつ壊れてもおかしくないと近所では有名 大家さんと、僕の2人しか住んでいなくて、物音を立てても大丈夫だし、とても気に入っている 大家さんには、家賃を待ってくれるし、世話になったことしかない 敷布団に、ダンボールテーブル、以上のものだけ しかも、家賃はなんと5万円。中心部の人達には安い!って思われるだろうけど、僕は、東京の中心に住んでるんじゃなくて、東京の中でも田舎というか、家賃の安いところに住んでいるが、田舎から上京してきた僕にはちょっと、いや、だいぶ高い 別に事故物件とかではないから住みやすいかな~なんて… オートロックもないし、襲われやすいけど、2人しか住んでないし、安心と言えば安心? てか、誰もこんな僕を襲うわけが無い 落ちこぼれのΩなんだから…。 発情期は不定期だし、仕事もろくなことできない。何もかもが中途半端な人間って!こんな、ネガティブになっちゃダメ!!!ポジティブに!と心の中で自分を元気づけ、靴を脱ぎ、部屋に上がった そして、スーツのまま、引いてある敷布団にダイブ 何も考えたくない… 横になったからなのか、眠気が襲ってきた 眠たい…寝よとまぶたを閉じて夢の中に入っていった

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