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発情期編 第五話
社長の返事がないからクルっと後ろを向いて「社長が悪いんです!」と言う
「でも、感じちゃう、なぎの方が悪くないか?俺は洗ってるだけなんだが…」
「そ、そうだけど…」
この人Sかも…いじめるのが楽しい人だ…
「はい、じゃあ洗うよ、立って」
「ど、どこを!?」
「まぁ、とりあえず立って」と言われて仕方なく立つ
「俺の首に手を回して」と言われ手を回す
「はい、じゃあ、尻だして」
「お、おしり!?」
「あぁ」
とりあえず、ちょっとだす
社長に気持ち悪いぐらいに、もにゅもにゅおしりを触ってくる
ただ、発情期のせいなのか分からないけど、少し感じてしまう
「んッん...///うふぐっ…」
「おしりでも感じちゃうんだ笑」
首に回した腕が疲れたから腰の方に回す
「ん?積極的になった?」
「いや、変わらないですよ!」
「そうか?」
「まぁ、いいや…堪能したし流すぞ」と社長はシャワーを取って全身を流す
その時も軽く触られたけど、前ほどねちっこくなかったのでまだよし
ふかふかのタオルも貰って、社長に拭いてもらい寝室の方で待っててくれと言われ、お風呂場から出された
脱衣場にあるのは、バスローブの隣にシャツが置いてある
バスローブを捲ると黒いパンツがある、シャツを捲るとピンク色のふりふりの女性用ぽいパンツ
もちろん、バスローブの方を着たい
だけど、社長がふりふりのパンツを履いているところが想像できない
てことは…こっちのシャツ…だよね…
とりあえず、着てみようかな
オメガ用なのか男性用なのかは分からないけど、履き心地はまぁ、いい
シャツはぶかぶかでミニワンピース状態になってしまった
風邪ひいてもダメだし、このままでいよう
さてと、寝室に行くか…
ガチャ…
「失礼します」と他人の部屋だからなのかよく分からないけど、何故か言ってしまった
ベッドの上に座る
数分…数十分待ったけど、一向に来る気配がない
「ふぁぁ」とあくびしてしまった
コクコク…寝ちゃダメなのに…スゥー…スゥー…と少し意識が遠といていく
社長におやすみと言われた気がして、起きなきゃ!と思ったけど、眠気には勝てず、寝てしまった
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