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第9話 皆の前で我慢できるかな

「使ってみようって、どういう…えっひゃあっ!」  佐野は躊躇うことなく俺のパンツを脱がし、すでに立ち上がっていた屹立を咥えた。 「あっ!だ、だめぇっ!急になんっでぇ…」  足の力が抜けていき、机に倒れ込む。 ――ジュッ、ジュルッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ、ジュッ  佐野の口元から卑猥な音と甘い蜜が漏れ出ている。 「……もう勃ってたんだ。やっぱり変態だなあ、委員長は」 「ふぁっあんっ!しゃ、しゃべんないでぇ……」  佐野が咥えながら喋るので、息が吹きかかり、その度に気持ち良さの波が押し寄せてくる。  屹立の先端の割れ目に、佐野の舌がぬるりと入り込む。 「あっあぁぁぁぁー……中まで、入ってこない、でぇっ」  佐野の唾液なのか、自身の我慢汁なのか、入り混じった液体が尿管を通じて内側に溜まっていく。同時に欲望も溜まっていくようだ。  後ろの窄まりから、自らの意思に反して蜜が流れ出て、後ろがベタベタする。以前の佐野との行為を思い出し、佐野の大きな高まりを、すぐにでも入れて欲しいと思ってしまう。 「うわぁ、後ろもすごいね。でも今日はお預けだよ」  佐野はそう言うと、先程見せてきた尿道バイブを、屹立の先端からゆっくりと挿入してきた。 「ひっゃぁぁぁ、すごっ、いぃぃ…なにこれぇぇぇ」  違和感があるが、少しずつ屹立の中に入ってくると馴染んでくる。それとともに、今まで感じたことがない快感が全身にじんわりと広がる。 「ほら、これで学級会に俺が居ても問題ないね」 「へ……?何言って…あ、あぁっ…!」  尿道に異物が入った状態で、佐野の舌が屹立の周囲を這いずり回る。尿道バイブが、佐野の舌の動きに合わせて揺れると、尿道も揺れて自身の内奥まで快感が伝わってくる。 「フタしておけばイケないでしょ?俺が外すまで、このままだよ」 「そ、そんなっあぁっ…ひゃぁぁぁっ…」 「じゃあ制服着よう。早くしないと学級会始まっちゃうよ」  佐野に、自身の前が立ち上がったままスラックスを履かされた。局部をよく見ると、入れられた尿道バイブは睾丸に引っ掛けられる構造になっており、簡単に外せなさそうだ。 「さ、佐野くん…あ、歩くと振動でっ…んっ!」 「大丈夫。慣れるから」 「なれっ……」  佐野に手を引かれて歩くが、やはりその振動が屹立の奥まで伝わって、尿道バイブと先端の隙間から愛液が垂れている気がする。  しかし、これで皆の前に立つことを想像すると……堪らない。

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