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第2話
本当にこんな事で好きになるなんて可笑しいけれど、ドキドキが止まらない。
なんだこれが恋なのかとおもって。
なぁ、先生どうしてあんなことしたんだよ。胸が張り裂けそうで辛くて、どういう気持ちでしたのかは分からないけど気になってしまって。
触られても嫌ではなかったし、むしろ快感に気持ちいいものがあった。だけど教師のあの人が頭から離れなくて、触れられる所全てが嬉しい気持ちになる。全身が性感帯になったかのような、奇妙な感覚が広がっていく。ビリビリとした電流が体中を駆け巡り、愛しさに溢れた心が溢れ出そうとする。
この感覚が好きだ。好きだという気持ちが、あふれ出しそうになるほどに。
あんな最低な出会いをしたはずなのに
、何故か俺は先生に惹かれてしまった。……まぁ、俺も先生の事は嫌いじゃないから別にいいんだけど。……それにしてもあの時の先生は本当にかっこよかった。
少し好きなのかっていう感情も芽生えたような気もする。いや多分芽生えてると思う……。でもこの気持ちを本人に悟られるわけにはいかない。だからいつも通りに振る舞おうと決めた。
でも好きという気持ちは本当だ。
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