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29 ※胸責め

「これを、君の可愛いココに触れさせてしまったら、どんな風になるんだろうね? そこも楽しみなんだけど……。 ところで、君は自分でもシた事ないのかな?」 「自分では……流石に……そういったDVDを見て、自分のムスコさんを扱いた事はありますけど、他は……シた事はないのかもしれません……」 「ぇえ!?」  そこまで声を上げると、急に口を押さえてしまう都春。  そう思わず本音が出てしまう所で、どうにか止めたようだ。  本当にまさかそこまで初めてだという事に驚いたからなのかもしれない。 それを言いそうになって仕事だっていう事を思い出したのか、ギリギリで自分の口を押さえて位なのだから。 「え? もしかして、今日、本当にこういう事初めてなの?」  今思わず口にしてしまいそうになった事を結衣人の耳側で聞くのだ。  そうすれば、マイクにも声は入らないだろう。 「ぅ、うん……そうですけど……」  きっと結衣人の方も分かっているからこそ、都春にも聞こえるような声で答えたようだ。  そして都春は半身を起こすと、 「ふふ……じゃあ、分かったよ……。 やっぱり、君には今日は気持ち良くなって貰って帰って貰わないとねぇ……」  そこまで言うと都春は結衣人の胸の突起へと本格的にローターを当て始めるのだ。  既に胸の突起を勃たせてしまっている結衣人。  胸の突起にローターが触れただけで、腕を丸め手を握り目を瞑っている姿が、本当に素人らしく可愛く見えて仕方がないのかもしれない。 「ふぁああ……んん……」  気持ちがいいのか、本当に恥ずかしいという部分が可愛く声に出ている。 「いやぁ……そんなぁ……声……」  顔を真っ赤にして瞳を潤ませてしまっている姿なんかは乗っかっている都春からしてみたら、自分のモノに直撃状態だろう。  自分達からしてみたら、これは立派な仕事だ。 だからネコ側の役の人達はもう大分慣れて来ているのだから演技が出来る所もあるのだが、結衣人という人間は今日初めての仕事で自分でシた事もないらしく本当にど素人の状態でこの集団で楽しむ事に参加したらしい。  いや、寧ろ社長が、この仕事に関しては、今人気があって売れている、玲音と京平と諒馬以外で事務所に所属している物は全員参加なのだから本当に今日初めて仕事をする人間が混ざっていてもおかしくはないという事だろう。  しかし自分でもシた事がないのでは、大変なのかもしれない。  自分でシていて慣れているという人ならば、後ろの蕾の方に人間のモノを挿れていくのはわりと簡単な事なのだが、本当に初めての人には気持ち良くなるまでに時間が掛かるもんなのだから。  寧ろこの場を借りて、拡張調教でもしたい所なのだが、流石に時間が掛かるのかもしれないのだから出来ない。  そこで今は王様役で命令が出来る奏空は何か思いついたのか、

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