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42 ※玩具
結衣人の中にある気持ちいいポイントを突いていると、結衣人の声が段々と気持ち良さそうな声となってきているのは気のせいであろうか。 しかも結衣人の場合には今日初めてだっていうのだから演技なんて事は出来ないのだから余計になのかもしれない。
「ぁあん! はぁあん! んん! ぁ、気持ちいい……」
とやっと本音らしい言葉も出て来ているようにも思える。
「結衣人さんが、気持ち良くなってきたみたいで良かったですよ……。 暫く都春さんには、結衣人さんの中にある気持ちいいポイントを突いてもらって、これが気持ちいいポイントなんだって体に教え込んでもらったらいいのかもしれませんね」
そう都春は奏空に言われ、その沢山玉の付いた玩具の先端部分を使って結衣人の中にある気持ちいいポイントを突き始める。
そうする事で、今まで以上に水音が響き渡るのだ。
「やぁあん! ぁあん! もっともっとっ! ふぅうん!」
そんな結衣人の声に満足しているのは、確かに都春と奏空なのだが、周りにいるギャラリーもそれなりに満足しているようにも思える。
こう二人の責め方というのは、Sの中にこう相手を思いやる気持ちや気持ち良くさせて上げたいという気持ちが入っているからであろうか。 ネコが本当に気持ちいいという声を上げているからこそこう安心して心地よく気持ち良くなれるのかもしれない。
暫く、結衣人の中にある気持ちいいポイントを突いていた都春だったのだが、急に奏空の方へと視線を向けると、
「そろそろ、ですかね?」
と言うのだ。
「そろそろですよ……」
と答える奏空。
本当に今日この二人は初めてコンビを組んだとは思えない程の連携振りなのかもしれない。
その奏空の言葉に都春の方は、気持ち的に腕に力を入れると、玩具を一気に奥の方へと進ませるのだ。
「ん、ぁあああ! やめぇぇえええ! いやぁん! ぁ、違うぅうう! え? やぁ、何? 何!? え?」
何だかパニック状態に思える結衣人。 でも、自然と腰が動いてしまっているのは気のせいであろうか。 そう、この腰の動きは寧ろ「もっともっと」とねだっているようにも思えるのだ。
「ふふ……本当に結衣人さんは素直な反応してくれますよねぇー。 こっちも鍛えがいがあるんで助かりますよ。 そこもまた男性にとって気持ちいいポイントでもあるんですからねぇ。 しかも、今日は媚薬が入ってるんで更にそこを気持ち良く感じて貰えているかと思いますけど……なので、都春さんの方は暫くそこを突いて下さるといいかと思いますよ」
そう奏空に言われて都春の方は、こう楽しそうに何回も結衣人の奥をその玩具で突くのだ。
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