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41 ※玉の付いた玩具
恥ずかしいやら気持ちいいやらで、一体どんな表情をしたらいいのかが分からないでいる結衣人。
「では、次にこの沢山玉がついた玩具を結衣人さんの中に入れてもらいましょうか?」
そう奏空は都春にその玩具を渡すのだ。
「今度は、これを、結衣人さんの中に入れるんですね? 一個ずつ丁寧に入れて言ったらいいですよね?」
とそう聞くのは都春だ。 きっとその言葉にはかなりの意味が含まれているのであろう。
「そうですね……流石、都春さんはこの業界に入って長いだけありますよねぇー。 こういう場合は、じっくりと時間を掛けてやった方がいいんですものー」
と奏空の方も都春に合わせているのか、都春と奏空というのは、もしかしたら似たような責め方の人間なのかもしれない。 だから今日は二人の息がピッタリなのであろう。
「しかも、皆様に見えるようにお願いしますね」
「それは、分かってますよー」
都春はそう返事をすると、ゆっくりと玉の付いた玩具を結衣人の中へと入れていくのだ。
その玩具というのは小さい玉から大きな玉までが連なって出来ている玩具でもありごく定番な玩具なのかもしれない。
小さい玉の時は簡単に結衣人の中へと入って行くのだが、少し大きめな玉になると気持ち的に苦戦しているように思える。
「ふふ……本当に結衣人さん、こういう事、今日が初めてだって分かりますね……。 だって、この大きな玉でさえなかなか入らないんですものー。 全然、この玩具に付いてる玉の大きさっていうのは、人間のモノに比べたら小さい位ですからね。 それで、苦戦している位ですから、本当に初めてっていう事ですからね」
そして都春の方は次から次へと結衣人の中へと入れて行くのだ。
「ん、ぁあん!」
急に声を上げる結衣人。 もしかしたら中にある気持ちいいポイントでもその玉が掠めたんであろうか。
「その玩具は、結衣人さんが気持ちいいと思っている部分を掠めてくれたり、擦ってくれたりするんですよ。 しかも、小さいのではなく大きいのがいい感じに中の壁を擦ってくれるんですからぁ。 そして中にある気持ちいいポイントを突く!」
そう言った直後に都春の方は、その奏空の言葉に合わせて、結衣人の中にある気持ちいいポイントを突いたようだ。
「ぁああん! いやぁあん!」
今日はもうソコを何回何かしらで結衣人は突かれただろうか。 本当にその気持ち良さに耐えるかのように拳を握り完全に顔を俯かせている。 そして声が出そうになると顔を上げるというのか、背中が反れてしまっているのだから自然と顔が上がってしまっている状態になるという事だろう。
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