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40 ※玩具で拡張中
「では、奏空さんの命令という事ならば、遠慮なくいかせてもらいますよ」
と奏空同様にSっぷりを発揮させているのは結衣人だ。
「では、先ずは、ローターから行かせてもらいますよー。 結衣人さんの中に二つローターが入ってしまったら、結衣人さん、どうなってしまうんでしょうね? ふふふ……今から既に僕の方も楽しみで仕方がないんですけどー!」
都春はそう言うと結衣人の中に少しずつローターを入れて行くのだ。 少しずつと言ってもローターは小さいのだからあっという間に結衣人の中へと入って行ってしまう。
「ぁああ! え? 何?」
そう半べそ状態で訴える結衣人。
「ん? 君の中にローターが二つ入っているんだけど? スイッチ入れてみちゃったらどうなっちゃうんだろうね?」
そう言った途端に都春は中に入っているローターのスイッチを入れるのだ。
「ぁああああ! くる! くる! ちょぉおおお! いやぁああん!」
そんなに結衣人からしてみたら刺激が強かったのであろう。 スイッチを入れた途端に都春の膝の上で暴れ始めたのだから。
「ホント、無理ぃいいですからぁあああ!」
そんな結衣人の反応に、都春と奏空の方は視線を合わせてにこりとするだけだ。 寧ろ楽しんでいるという方が正しいのかもしれない。
「結衣人さんには、今日は本当に気持ちよくなって欲しいので、わりと初心者でも刺激が強い方なのかもしれませんね」
結衣人の中でじわじわと振動しているローター。 それでも結衣人からしてみたら刺激が本当に強いのであろう。
「ぁああん! やぁあん! ホント、本当に! 無理ぃいい!」
「無理ではなくて、本当は気持ちいいって言いたいんでしょうけどねぇ。 素直に気持ち良くなった方が、より沢山の快感が来るかと思いますが……」
その気持ちいい快感から逃れる為なのか、結衣人は一生懸命どうにかしようと体を動かしているようにも思えるのだが、そこはしっかりと都春が結衣人の事を掴んでいるからなのか、結衣人は動けないようだ。
「結衣人さん……少しお腹に力入れてみて下さい」
「……へ?」
その奏空の言葉に、結衣人は奏空の事を見上げる。
「とりあえず、このゲームは私の言う事を聞かなければならないので、そこは、守っていただかないとですからね」
そう言われて、結衣人の方は仕方なく、お腹に力を入れてみたようだ。
「え? あ、ぁあああ!」
すると、後ろの蕾からは中に入れておいたローターが出てきた。
「え? あ……」
「そういう事ですよ……お腹に力を入れると、ローターが出てくるんです。 次の玉付きの玩具でも、お腹に力を入れて出して見て下さいね」
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