49 / 87

49 ※胸と中を玩具責め

「ん、ぁ……」  結衣人はそう言いながら、色々な所をピクピクと動かし始める。 モノもそうなのだが、腰も足もこうピクピクと動いてしまっていた。 「やはり、気持ちいいですよね? 言葉にしなくても体の方はガッツリ反応しちゃってますからねぇ」  そんな気持ち良さそうな結衣人に奏空は満足そうなのであろう。 こうニコニコとしながらも足を押さえているのだから。 その間に都春の方は奏空に言われた通りに、胸はローターを使って、中の方は玩具を使って出し入れを繰り返す。 「やぁあん! いやぁあ! ぁああん! も、もう……! ん! イかせて……」  快感から逃れる為なのか、それとももう本当に体の方が限界なのか動く上半身の方を左右へと動かし始める結衣人。 「もうちょっと頑張ってくれますかね? ふふ……大丈夫ですよ。 今回はちゃんとイかせて上げますからね。 そしたら、結衣人さんはかなりイった時が気持ちいいかと思いますよ。 我慢したら我慢しただけイった時というには気持ちいい位なんですからぁ。 ねぇ、都春さん」  急に都春は自分に振られて、若干戸惑いながらも、 「あ、ああ……はい! そうですよー」  と気持ち的に動揺しながら答えるのだ。 「では、もう少しイくのを我慢して下さいね」  そう笑顔で言う奏空というのは、その笑顔の奥に悪魔ではないのだけど、そう何か企んでいるような事が見え隠れしているのは気のせいであろうか。  やはり見た目はお姉だけど、中身は完全な男性なのだから、やはりそういう男性という所が残っているからなのかもしれない。 いやお姉キャラというのはこの業界に入ってからなのだから、もしかしたら今はお姉キャラっていう感じだけど普段は違うのかもしれない。 いや常に爪にはマニュキュアが塗ってあるのだから、元からお姉キャラという事もあり得る。  それはどっちでもいいとして、今日こういう行為が初めての結衣人の乱れ具合は半端じゃないように思える。  元からそういう気があったのか、それとも都春や奏空が上手いからなのかは分からないのだが、本当に結衣人は気持ち良さそうに思える。  一応、AV男優なのだから演技が出来るというのは当たり前なのかもしれないのだけど、結衣人に関してはこういう行為自体が今日初めてなのだから、全くもって演技というのはないだろう。 だから逆に言えば素だという事だ。 「ぁああん! もう! もう! 本当にっ! イかせてぇええええ!」  そう未だに懇願するかのように言う結衣人。 だがまだ二人は動こうとしないようにも思える。  その間に結衣人はこれでもかって言う位暴れているのかもしれない。 いやこうやたら腰が跳ねているのは気のせいであろうか。

ともだちにシェアしよう!