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「はぁ……はぁ……ホント、来未の中、気持ちぃいいい! も、もう……イっていい? だって、僕の方だって……来未の中に入ってたらぁ……はぁ……はぁ……限界なんだからねぇ……」
腰を激しく動かしたり、時には緩く動かしたりして言う未来。
「ぅ、ぅうん! もう、もう! 未来の方はイってもいいよぉ! 僕の方も限界だからさ……」
「なら、そうしようかな?」
未来の方はそう宣言すると、一旦自分のモノを来未のギリギリまで抜き、そして一気に来未の奥へと突き進むのだ。
「ぁああん!」
そう言った声が上がると言う事は、ちゃんと未来のモノが奥にまで行ったという事だろう。
「ぁあ! 未来ぅう! 未来のが奥にぃいい!」
涙目で訴える来未。
そんな来未に笑顔を向けるのは未来だ。
そこは心でもしっかりと繋がっている双子という所なのかもしれない。
すると未来の方は来未の事を抱き上げ、未来の事を自分の膝の上に座らせるような形になると、再び腰を動かし始めるのだ。
「ぁあん! いやぁん! はぁん! んんっ!」
「うふふ……この方が、更に奥を突ける事が出来るだろ?」
「え? あ、ぅん……ホント、未来のが奥に来てるって……ぁあん! 感じぃいい! ちょ、そこぉおもっ! 違っ!」
来未の背後から未来が胸の突起にも触れたようだ。 そして胸の突起を指先で摘むようにして触れる。
「も、もう! 僕の方がイきたいぃいい!」
「それは、出来ない決まってるじゃん……それに、いつも、そうだろ?」
「確かに、そうだけど……じゃ、我慢するんだな……」
そう言って未来の方は今度は休まずに腰を動かし始める。
「ぁあん! はぁん! んっんん!」
そんな反応をする来未に未来の方は微笑むと、
「も、もう……イくよ……」
と急にそんな事言うのだ。
「え?」
と一言来未が言った瞬間だっただろうか、その瞬間には未来の方はこれが最後というばかりに腰を激しく動かし始めたのだから。
「も、もうっ!」
今まで以上に未来は来未の腰をしっかりと掴み腰を動かすと急に腰の動きは止むのだった。
きっと未来は今来未の中に白い液体を放っているのであろう。
そして未来の方は今まで呼吸を乱していたのだが、その呼吸を整え始める。
「来未……もうちょっと待ってぇええ……はぁ……はぁ……。 来未の方がイってないのに……ホント、ゴメン……」
そう心から未来の方は謝っているからなのであろうか、来未の方は特にそんな未来の事は気にしてないようにも思える。
暫くして乱れた呼吸が戻って来た未来は、
「もう、僕の方は大丈夫だから。 来未のことを僕の上から下ろしてもいい?」
「うん! いいよ……」
甘えたような声で答える来未。
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