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 すると来未に言われた通りに未来の方は腰を激しく動かし始めるのだ。 「ぁあん! 来未ぃい! それっ! ぁあ! 気持ちいいからぁああ!」  さっきまで涙目だった未来だったのだが、もっともっと涙目になりながら来未の事を見上げ言うのだった。 そして来未の方は完全に未来の首に腕を回すと、今度は来未の方も腰を動かし始める。 「ちょ、来未……」 「ん? 未来……気持ちいい?」 「確かに、気持ちいいけど……今の主導権みたいなのは僕の方なんんだからね……」 「そりゃ、分かってるけど……」  その後は来未の方も負けじと未来の腰をしっかりと両手で支え、本当に腰を激しく動かし始めるのだ。  腰をしっかりと支える様に持つ事で、今まで以上に中の奥へと響くのか、 「はぁあああん! やぁあああん! ちょ、未来……は、激しいからぁあああ! らめぇえ! そこは、らめぇえって!」  きっと来未の方はもう呂律が回ってないのであろう。 こう言葉がハッキリとしてないのだから。 「も、流石にいいよね?」  そう小さな声で来未に聞く未来。 「え? あ、ぅん……僕の方もぉおお! もう限界だからぁああああ! ホント、イくっ!」 「確かに、イかせて上げるけど、まだ、ダメっ! 僕の方がまだだからね。 今回はイく時っていうのは一緒なのっ!」 「分かったからぁああぁ! 早くしてぇえええ!」  まだまだ涙目で訴える来未。  そんな来未に未来の方は、「分かってる」という表情を来未へと向けると、再び腰を激しく動かし始めるのだ。 「ぁあん! ホント、イくっ! イくってばぁああああ! そんなにっ! んん! ぁあん! やぁああん! ホント、ココに何かが集中してぇええ! きちゃうからぁああああ!」 「ちょ、来未……締め、付け……ないでよぉおお! そこ、ぎゅうってっ! 凄っ! 締め付けっ!」  かなり未来の方は中で自分のモノを来未に締めつけられているのであろう。 未来の背中は汗が滲んでしまっているのだから。 いや今では完全にその汗というのは流れ落ちてしまっていた。 「はぁ……はぁ……来未……」  それだけ追い詰められたら未来の方だって限界が来てしまったのであろうか。 肩で呼吸を繰り返し、 「もう、ホント、無理だからぁああ! イっていい?」 「うん……僕の方もっ! ぁあん! イっていいかな?」 「来未もイきたいんだったら、イっていいよ……寧ろ……一緒に……だよな?」  そう来未の方に笑顔を向ける未来。 「……ぅん!」  未来のその笑顔に来未の方の笑顔を返し、来未のモノの先端部分から指を離すと、もう限界とばかりに腰を動かすのだった。

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