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第232話
お風呂から出てリビングに行く。さあこの時間がやってきた!と思っていたらリビングに燈人の姿が無い。
寝室?もしかしてそこで待ってるのかな?と思い寝室に向かうとベッドの上で燈人がぐっすりと眠っている。
「嘘···」
ま、まあまあ、でも、ほら、燈人は仕事してきたわけだし、疲れていたから仕方ない。ちょっと沈む気持ちをそう自分に言い聞かせる事でなんとかいつもの調子を保った。
それからちゃんと掛け布団をかけてあげてそっと寝室から出る。
「お酒ー」
まだ眠れそうにないし、お酒を飲んでボーッとしておこう。ビールのプルタブを開けゴクゴクと喉奥に流し込む。
「うまい」
気分が良くなってその後も2本、3本と缶が空く。
そして気づけば俺はリビングでそのまま酔って眠りこけてしまったのだった。
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