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33 大翔視点
今日から学校だ。
母さんは朝も早くに出るけど朝ごはんは置いてあった。
やっぱり母さんのご飯が1番家いいけど俺ってマザコンなのかな?でもありがとう。
登校中悠里は今日とは会えなかった。
学校は悠里の方が近いから俺は早めに出ちゃうし、仕方ないけど。
教室入ると前の席に千尋くんが既にいて本を読んでた
「千尋おはよう」 「うん」
せめておはようはほしいなぁ
まぁこの前までは無口だったし、進歩してるかな。
「今日から六時間で嫌になるね」
「お前優等生のくせに以外だな」
「えっ千尋だって学年10位以内じゃん…
まさに文武両道すごいよ」
そう千尋は学力もかなり良くて、それで水泳も全国レベルってこんな可愛くて大人しい子のギャップすごい。
口だけは悪いけど、、
「別にってかお前部活なにやってんの?」
「あーバレーボール部だったけど、理由あってやめたんだ。バレー自体は小学生からやってだけど趣味でやってただけだから、そんな未練はないよ」
実際は戻れないが正しいけど。
「あっそ」
「水泳一筋じゃ興味ないよね?」
「日本代表くらいは知ってる」
以外だけどまぁ結構日本バレーも注目されてるし、見ていても不思議ではないか
「へぇちなみに好きな選手はいるの?」
「西○」
やっぱりかぁ
学校内でも大抵ダブルエースの○川選手や西○選手が多い。千尋は西◯選手派かぁ
もちろんプレイも最強だし…イケメン……
「やっぱり…得意のパワーのある
ジャンプサーブがカッコいいいよね」
「お前と違ってイケメン」そっちかい!
悠里も○川選手推しだし、まぁそりゃ
比べられたら勝てないに決まってるけど
「はいはい…どうせそうですよ」
会話してくれるようになったのは大きい。
このままもっと千尋の事知っていけたらいいな、友達としてね。
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