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40 千尋視点

部活中やっぱり松丸にちょっかい出してずっとくっついていた。 俺に絡んでくるよりマシだけど、 アイツは中々しつこいし、まぁいつか飽きるだろうが。 部活も終わりシャワー後着替えてたら松丸と草下が一緒に中に、いや正確には草下が入り込んだ。 面倒だなぁ、初日からやらかさないだろうな 着替えても終わり出てくるの待ってみたら少しして出てきたが松丸は顔色悪く急いで着替えていた。 草下は満足そうにのんびり着替えて、松丸は俺に気づいてなかったが会話で何となく分かった。松丸が逃げるように帰ってから 「おい」 「あー千尋ちゃんいたんだね、 俺を待っててくれたの?」 「中で何してたんだ?」 「なにヤキモチ嬉しいな、今日の指導してあげたご褒美貰ったのと今日から俺の物にしたこと、千尋ちゃんも俺の物になりたい?」 クズが 「お前とは死んでもお断りだ、それに中学は甘くない、お前1人の行動で部活内にも影響出ることもあるんだからな」 草下がニヤリとして 「そう言えば彼氏さんは元気?」 ドキッ!話題にされたくない事を、厄介と言ったのはコイツは知ってるからだ。 「とっくに別れてるよ、あんなクズ」 「へぇ別れたんだぁ、ドMの千尋ちゃんとラブラブだったのにね、ウチの学校だもんね、あの人もクラス違うの?」 「関係ないだろ!とにかく大人しくしてろよ」 もう帰る事にした 「千尋ちゃん、あの時の事忘れてないからねとってもいい思い出だよ」 バチーン 「2度とその話題もアイツの話もするな!」 引っ叩いて俺も半ば逃げるように帰った。 クソッ!…あれは過去だもう過去だ! アイツに犯されたのは… やっぱ話しかけなきゃ良かった 早く家に着きたかった

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