83 / 124

83 智樹視点

水曜の放課後になり、今日は奏太と悠里くん3人で僕の地下研究室に入った。 まぁ奏太はちょくちょく来るけどね。 「また新作があるなぁ、流石理系野郎だな。 そういや今日大翔呼ばなかったのか? 4人で来たりもしたじゃん」 チッ奏太…余計な事を! 悠里くんは無言だったが 「今2人は喧嘩中だけどその内何とかなるよ」 とりあえず2人に新作の嘘発見器の改造したのを見せたり、使ってみたりして遊んでた。 この日常が当たり前だったんだ。 去年桐原を優先しだす前までは…… 去年は逆で僕らがクラスを引き離されてる間にアイツが悠里くんをタブらかしたんだ。 そして心身共に傷物にしてその後の悠里くんは明らかにメンタルが落ちてしまった。 アイツのせいで! 昨日僕は桐原を追い討ちをかけた。 でもね 僕はまだ気は済んでないんだよ。 君の存在自体が悠里くんを混乱させてる。 だからやっぱりね・・・・・ 消えて貰うよ桐原くん。 僕がお父さんの元に送って上げる あえてシンプルにやる僕は全く疑われない 方法でね ごめんね悠里くん… でも今は僕がいるから大丈夫だよ。アハハハ

ともだちにシェアしよう!