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84 悠里視点
今日は智樹の部屋に久しぶりに新作使って遊んだり楽しかった。
「じゃあな智樹」 「また明日」
「二人とも気をつけて」
「なぁ悠里お前大翔と何かあったのか?
名前出したらなんか顔悲しそうだったし、喧嘩って」
「なんでもないよ、もうわか…絶交したんだ」
「絶交って、お前ら恋人かってくらい仲良しだったじゃねぇか…
ちゃんと仲直りしろよ?何があったか知らないけどお前らしくないぞ」
「もうやめてあんな奴の話したくない!」
「お前変わったな、まぁお前の好きにしな」
また言われた…
「また明日」 「ああじゃあな」
「ただいまー」
「ゆうちゃんお帰りなさい、はるちゃんは水筒入れたし、はい行ってらっしゃい」
「行ってきます」
俺を無視して玄関に行った。
俺も部屋に戻る途中廊下から
「もう乗り換えしたのかよ。
あんなにひろくんの事は罵倒して追い込んだ癖に自分は早くも次の男に抱かれて彼氏にするなんて兄ちゃんも最低だね!
それ知ってひろくんはもう一度話し合おうとしたけどショックで完全に弱気になっちゃったよ。
兄ちゃんが選んだなら諦めるとさ!
もしひろくんが新しい恋人作って手遅れになった時に兄ちゃんは絶対に後悔するね」
「それは……」
ガチャン
そう言って晴翔は出てった。
大翔………
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