106 / 124
106 悠里視点
大翔と晴翔が一緒に降りて来た。
やはり下してたみたい。
本当は泊まってほしいけど退院して1ヶ月も
経ってないし、仕方ない。
「お邪魔…しました」
「ひろくん泊まってけばいいのに
楽しい夜になるよー」
「コラ大翔はまだ体調万全じゃないんだから」
「パパが車で送ろう途中何かあっても困るしな」
「そうしてあげて、
ひろちゃんまたいつでもいらっしゃいね」
「・・・・・・」フラッ…
「大翔?どうしたの?」
バタン!
大翔がいきなり倒れた
「大翔!」「ひろくん!」
「小百合救急車呼べ!」「ええ」
「ごめんちょっとふらついただけだよ。
すいません大丈夫です。」
大翔はゆっくり立ち上がったが俺と晴翔で支えた。
少し体調良くはなさそうだ。
「ひろちゃん1回座りましょう」
お父さんが変わって支えてソファに座らせた。
「今電話したら楓さん少し遅くなるかもと
言ってたし、お薬手帳や薬、書類もあるし、今日は泊めてゆうちゃんが見てあげるのが1番いいかもね」
「そうだな悠里、晴翔どうだい?」
「もちろんだよ、大翔が心配で今このまま帰せなないよ」
「俺も賛成、ひろくんは俺らに任せて」
お母さんと大翔ママが話して今日は泊まりになった。
本当はエッチしたいけど、今は病人だ。
さっきの今で脳を刺激させるのは危険だ。
今はそばに居るだけでいい。
風呂もシャワーだけにしてる。
後は普通にゲームや動画見たりして3人で俺のベットで寝た。
とりあえず薬も飲んで落ち着いたらしい。
「ひろくんとねるの久しぶりだね」
「確かにね、さっきは心配したけど早く良くなってね」
「うん、2人とも心配かけてごめんね、もう少しで良くなると思うから」
「そしたらまた思う存分お楽しみが出来るね」
再び幸せが戻ってきた。
これがずっと続けばいい
それだけなのに、、、
なんで大翔ばかり事件に巻き込まれなきゃいけないの?一体なんで?
ともだちにシェアしよう!