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春輝と蓮爾の野外活動

男子生徒は得意気に話した。 「A・Tフィールドとは使徒とエヴァが展開する絶対領域です!」 「物理的障壁でもあり、その絶大な防御力は全ての兵器の力や威力を減殺できて」 「なおかつエヴァを無敵状態にするのです!」 「A・Tフィールドの前にはどんか力も及びませんよ!!」 「何せエヴァは最強なんですから!!」 男子生徒はそう言うと、熱が入ったように語った。 蓮爾は顔をひきつらせて言った。 「そっ…そうなのか」 「ダメだ」 「全然わかん…!」 「使徒ってなんだ?」 蓮爾はそう言うと軽く頭を痛めた。 「簡単に言いますと、A・Tフィールドは、誰もが持っている心の壁です!」 男子生徒はそう言うとキリ目で蓮爾に答えた。 「蓮爾先生にも僕にもA・Tフィールドは、あるんです!」 蓮爾は男子生徒に言った。 「コイツなんか、しょっちゅう」 「A・Tフィールド展開してるぞ?」 『してねーよっ!!』 春輝はすかさずツッコミを入れた。 男子生徒は驚いた表情で春輝に言った。 「凄いですね水嶋君!!」 「A・Tフィールドが使えるなんて…!」 「今日から僕達は同志ですね!」 男子生徒はそう言うと春輝に手をさしのべた。 「便座に座ったまま、そんな事を言われても俺は困る!」 春輝の軽いツッコミに男子生徒は、慌てて我にかえった。 「あっ!すみませんっ!!」 春輝は頭をかしげると男子生徒に聞いた。

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