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春輝と蓮爾の野外活動

「それにしてもさっきあんなに声をかけて、ドアを叩いたのに」 「おまえ全然気づかなかったのかよ?」 春輝がそう言うと男子生徒は驚いて答えた。 「えっ…!」 「そうだったんですか…!?」 「すみません…!」 「トイレットペーパーが足らなかったので、余りのショックに自分の殻に閉じこもり」 「A・Tフィールド全開にしてました!!」 男子生徒がそう言うと、蓮爾は言った。 「A・Tフィールド?」 「なんだそれは?」 蓮爾がそう言うと、男子生徒は熱が入ったように熱く語った。 「A・Tフィールド知らないんですかっ!?」 「それじゃあ駄目ですよ!!」 「先生わかってないなぁ~!」 男子生徒がそう言うと蓮爾は春輝に言った。 「なぁ春輝」 「…こいつ調教していい?」 蓮爾はニコリと笑いつつも片手がワナワナ震えた。 「エヴァンゲリオンですよ!」 「エヴァンゲリオンのアニメ」 「先生知らないんですか!?」 男子生徒がそう言うと蓮爾は即答で答えた。 「知らん!」 「つーかアニメは見ないからな」 「まぁ、風の谷のナウシカとラピュタくらいは知っているが…」 蓮爾がそう言うと春輝は言った。 「俺は普段、ジャンプ系のアニメしか見ないからなぁ」 「なぁ、もしかして…」 「エヴァンゲリオンってまさかアレか?」 「逃げちゃダメだの碇シンジの事か?」 春輝がそう言うと男子生徒はうなずいた。 「そう!それですっ!!」 男子生徒がそう言うと春輝はやっとわかった。 「あれか~!あれね!!」 「アレ面白いよな~」 二人はそこで話に盛り上がった。 そんな二人に蓮爾はツッコミを入れた。 「で?」 「A・Tフィールドってなんだ?」

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