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第1話

 朝から気分悪い。ダルそうダルい行ってきます、ハムスターに問いかける。 ガシャン自転車走らす慣れた景色、ダルいバス停、バス停からかっこいい…女子たちレベルはまぁまぁ、靡くスカート、かすかなピーチの香り化粧品濃いなマニュアル塗ってるしあの転校生…  ダルいな…[おはよう] 毎日毎日バス停から降りたら待っている幼なじみ二年のくせに、要求してくる翼、遠慮なく後ろ乗りながらヘッドホンを取り外された[違反だぜ] [るせ…2人乗りもだけどな] [こらー2人乗り禁止だぞちょっとこい] ほらな、パシっと丸めた新聞紙でたたかれたのは俺…なんでこいつ叩かないんすか俺は乗せてない。  すみません俺が乗りましたもう一発… パシ、門前でチェック教師の前に自転車降りて翼は頭を下げた。たかれた  苦笑する周りに呆れてめんどくさい、チェックリストに乗るかな… [晩飯奢れよ] [今日うちくる?] [めんどくさい] [でたよ…めんどくさい直せ] [関係ないだろ…] キリと、目つきがかわった…目があったのは気の迷い。ドクンドクン… ヤバイ、吸い込まれる。  めんどくさい、くそ… 胸騒ぎがする…、今日はやめておこう。  [じゃあな、無茶すんなよ] ポンポン、ドク… 165センチ175センチ…なめられてもな。  胸が痛い…少女漫画好きだからな読みすぎだろ翼のやつ… 自転車のとき、後ろから腕を回してくるとか……ゴソ…ポケットにチョコレート……一つ。 たく……小学生かよ。 ドクンドクン…くそ調子狂う。 暑い暑い煩い、6月なんだから暑いにきまってんだろ梅雨時期だ…エアコン効いてるだろわがままゆうなよキャキャ煩いなコソコソ真面目に授業きけねぇのか。  体育時、かぁ…めんどくさいな [半田今日もサボりか?] [いや、後から行く先に行ってて] [おう…] すまんな、この傷、見たら嫌だろ誰だって。 気にして誰にもさり気なく気さくな委員長。 身重はあまり変わらない少し委員長が高いかな、気さくなのは委員長だけかな。クラスメイトいえば、後は興味はないヤバイやつ。認識された、のか。近寄らせない、  体育授業、今日はバスケだったな…ダルい非常に。 バスケ…めんどくさい。  服を脱いだ、体操着に着替えようと机に視線降ろした。  誰か、…めんどくさい。 [なんで、傷いちいち隠すんだよ半田] [い、委員…長?!] ビックリ、した…気配がないくらい迂闊だった。 ガッツリ目のまえで体の傷みられてるし。  他は誰も居ない [体、悪いの?] [大したことはない…制限もないし] [今は?心臓?…俺も小さい頃心臓悪かったから気にしてたんだ…もしかして、とおもって…] バサ…体操着を、上にあげる委員長。 ドクン…  [今は大丈夫なのか?] 共感者が欲しい訳ではないが、さすがにズル  ギュッと、何故か抱きしめる委員長にビックリして体が…動かない。 [い、んちょ…] [ごめんね…驚かせて、ちょっとこのまま…] [……っ] [共感者が欲しい訳じゃないんだけど…なんか、こうしたくなった。ホンマにごめん…]  嫌じゃない、翼のやつ…見たらどう思うかな。 一気にチカラが抜いた、ごめんねごめん謝りながら教室を去っていく委員長背中が寂しそうだった。  [……んだよ] めんどくさい、共感者が欲しい訳じゃないんだけど…一緒だよ、[暑苦しいな…] 蒸し暑さに負けた、バスケ時間も捗った。 やたら、クラスメイトがボールを俺に。回してくれる、もしかして、云ったのか?病気だったことクラスメイトに。 だとしたら、もういっか気にしなくても…  [ナイシュー] ピー…!  ホイッスルが鳴った、でも確か委員長彼女居たよな…。 グラついた、ダンッ  耳鳴りがするキー…… 周りが寄ってくる、早く起きないとまためんどくさいことに。[半田!大丈夫か…っ] [委員長…?] 駄目だ、真面目にやばい…吐き気と頭が熱い…チカラが入らない。 [保健室行ってくる授業は中断だ、教室戻って自習してろ。いいな] 190センチくらいのダルそうな教師で有名な、杉田先生に。持ち上げられた、ダルそうに?  ドサッ ダルそうにベッドに落とされた、 [居ないのかよなんのための保健室だよ……吐き気は、ない] [少しある…答えてないっすよ……頭痛い] [チクチクか?ズキズキか?どこが痛いでちゅかー] プヂン 血管がきれた、噂通りの血管よ。耐えてくれ、ダルそうな言い分が凄いとの噂の杉田先生は、担任でもあり体育教師でもある。  眼鏡が似合う茶髪なチャラ男…チャラそうな。  ゴツン…ち、か… 額と額合わせるとか、古すぎだろ… [熱はない大丈夫だ] [大丈夫じゃねぇから運んだんだろ…] [ハナからナマイキだと思ったが…] […!] グイッと、右腕を引っ張られ痛みが激痛に走った。 [い、っ…あ]  [昨晩な、自殺しようとした若い女性がここの学生の手帳を届けに来てくれたんだ。その時に男子の右腕を指してしまったと、持っていたハサミでな。] ヤバイ、まためんどくさい。  長袖の内シャツを引っ張られあげた。 [つ…] [適当に巻くなよ、どうせ親にも言ってないんだろ?] [言わないで、ください……めんどくさい事になるから] [幼なじみの翼くんにもか?] [当たり前えです] [おねがいしかたは?習わなかったか?] [すみませんが、誰にも言わないでよろしくおねが  ギュッと、  

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