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30 地獄の再会と陽加強奪

あれからしばらく経つが大輝から連絡もないし、帰ってもこない。 「光希やっぱり探しに行こうよ?」 「もう少し待ってみようよ。 着替えちゃったし、いつも通りの状態で陽加が迂闊にでるのは危ないよ」 「でも大輝に何かあったら? 連絡もつかないし、心配だよ」 ガチャン 「帰ってきた! 良かった大輝おそ…な…なんで?」 そこにいたのは親父……なんで…大輝は? 「やっと見つけたぞ可愛い陽加… さぁ帰ろう」 「イヤっ!触んないで…どうやって入ったの?それに大輝はどこ?」 「ああアイツか、 久々に格闘が出来て楽しかったなぁ。 なに軽く痛めつけただけだ。すぐ回復する。 陽加髪型や身体つきが更に可愛く綺麗になったな。さぁ行くぞ」 あの溜まり場でもかなり強い筈の大輝が 簡単に倒されたの? 親父は無傷そうだし、そんな強かったっけ? 大輝が心配だ…コイツなんかと行きたくない 大輝早く帰ってきて! 「ちょっとやめて陽加に近づかないで!」 バチーン! いきなり光希を強く引っ叩いて倒れた 「アンッ!アンッ!アンッ!アンッ!」 シロが吠えながら親父の足に噛みついたが バチーン!シロも叩いて掴んでゲージに入れてしまった。 「光希!シロー」 手を掴まれて外まで連れ出された。 光希もすぐ追いかけてきて俺を抱き止めた 「待って! 陽加はもう帰りたくないって言ってるんだ、もう自由にして下さい! 最近まで身体売って稼いで暴力振るう同居人に貢いでたんだ。 陽加はやっと今幸せなんだ。 だからもう陽加は諦めて下さいグハッ!」 ズドッ! バタン…… 今度はお腹を殴られてまた倒れてしまった。 「光希!やめて帰りたくない…離せよ! このやろう!」 徳井のダッシュで逃げようか悩んだが 行くとこはもうないし、 恋人の大輝と離ればなれになりたくない…… 弱いながら殴ろうとしたが逆に バチーン! 腕を簡単に捕まれておもいっきりひっぱたかれて倒れてしまい、押さえつけられた。 そうだ…忘れてた。 親父は力が強い事を… でも大輝はもっと体格差がある相手にも勝ってきた。簡単に負けるはずないし、 親父も普通体型なのになんでこんな強いの? 「捕獲完了。 もう一生離さないからな。 ん?なんだスマホだと? あのガキが買い与えていたんだな? なるほど、通りで足がつかないはすだ」 スマホは倒れてる光希の方に投げて 手を縛られて口は塞がれて後ろに乗せられた。力が強すぎて抵抗出来ない 車は発進した。 「帰ったらたっぷりお仕置きだ。 もう逃げれないように閉じ込めてやる」 「ウウーー!」 嫌だ!行きたくない。 大輝助けてーー

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