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44 父親の本音 《井上康雄視点》
襲撃当日18時……
「アアー!ヤー」今また薬で痛みを与えながら激しく犯した。
初めはかなり抵抗して、鞭で傷だらけになるまで叩いた。逆らう等もう許さん。
調教を続けて陽加はもはや抵抗処か話も出来ずただ震えてされるがままだ。
「……あっ……うぁ…」
「それでいい、
もし死んでもパパも直ぐに追いかけるからな」
もう自我はないかもな。
構わないさ陽加自身が居ればいいのさ。
もっと苦しめたい。
スタンガンを足に浴びせた
ビリリリビリリリ!
「アアーー!イヤー」
ジョバー…チョロチョロ
拘束具でもがきながら漏らしたな。
「あーあお漏らしして悪い子だお仕置きだな」
「・・・・・・」
「オラッ!」バシーン!バシーン!バシーン!
「アッ……アアッー」
夜中になって設置してあるセンサーに反応が あった。監視カメラも…あのガキか?
突き止めるとは中々やるな、
奴の経歴を調べたら思った以上の奴だった。
皆イカれちまうのさ…俺らのような人間はな
さて邪魔者を排除と行くか。
奴は元Jの一員。
立花グループに所属してた際に知った組織で
同等レベルの集まりだ。
懐かしい
俺はCIA時代嫌と言う程世界の闇を見てきた。
正に地獄そのものじゃないか。
国の為国の為と言い訳し、敵国に対して諜報活動から本来違法である筈の拷問から暗殺まで、
腐った任務を嫌と言う程こなしてきた。
初めは俺も染まらないよう努力したが日々精神が病んでいき何とか半ば強引にやめて日本に帰国し結婚して陽加が産まれたが妻がなくなり完全に壊れた。
結局この国でも戻ってすぐ立花グループと名乗る奴が尋ねてきて入社のオファーがあった。
裏側の暗殺部隊へのオファーだった。
病んでた俺は悩んだが結局テストと訓練に
合格し、倒産事件まで暗殺部のメンバーとなった。暗殺部部長だった相澤。
あの男は胡散臭く俺は信用してなかったがな。
俺のような経験のある人間は常に利用される。
それも使い捨てとしてな。
我々の世界に敵味方等ない。
命令されれば赤ん坊でも抹殺しなければいけないのがこの世界だ。
何が国の為だ?何が平和の為だ?
皆自分の欲や利益にまみれたクズしかいない。
国も企業も情報機関も皆腐れ切ってる。
米国に渡った後CIAにスカウトされてから、
俺も正義の行いと言い聞かせ国に尽くし、
平和の為と任務のためと人までも殺してきたが、見返りは精神の崩壊か死だけだ。
俺は世界等もうどうでもいい、
戦争、虐殺、テロ、
傲慢で欲まみれな指導者ども!
いつの時代も殺し合いは行われてきた。
腐れきった人間等皆滅べばいい!
まぁ黙っていてもいずれその時は来るさ、
そう遠くない内に必ずな…俺には断言出来る。
皮肉にも人間自身が人間を絶滅させるのさ。
ウイルスか?核戦争か?地球の異常気象か?
考えれば切りがないくらい可能性は大量にある
なんにせよそう遠くない未来な…
俺はとっくに命等惜しくない。
陽加といることが今生きてる理由だ。
それに陽加といずれは心中するつもりだ。
愛し合うだけ愛し合ったらな……
さて大輝よ、
格闘では俺を倒せないと分かってる筈だ。
つまり抹殺する気だな?
Jと繋がってるなら銃装備もしつてる筈だ。
記録では銃や暗殺任務は得意としてる。
経験もかなりしているだろう。
闇の王子ダークナイト大輝、
俺から言わせれば黒い心に染まった騎士
ブラックナイトと呼ぶべきだな
そして奴は○○だったのかぁ…面白い
「陽加少し待ってなさい」チュッ
「・・・・・・・」
地下室の鍵を閉め自分のポッケなの入れた。
散弾銃を手に取り、外へ出た。
恐らく最後の戦いだろう
さぁ生きるか死ぬかの対決だ…ガチャン
アハハハ!
43.44 井上康雄《陽加父》END
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