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「·····また、邪魔が入っちゃったね。でも俺、まだ収まってないから」
「·········え、」
まさか、こんな状態でやるわけじゃないよなと振り返ろうとした時、ズボンとパンツをずり下ろされた。ぎょっとした俺はやめろと抵抗するが、ひくひくと震える溝に先っぽを埋められると、体に力が入らなくなってしまうのだ。
「っぁ··········、やだ·············ッ」
「ん、気持ちくて大人しくなっちゃうの可愛いね、綾人くん。気持ちよくしてあげるから、そのままいい子にしてようね」
昨晩、中に出された精液が円滑剤となり、翠の先端があっという間に根元まで飲み込まれてしまう。
「ーーーっひ·············ッ」
「動くよ。仁くんに聞かれたくなかったらそのまま声抑えててね」
背後から伸びる手に口を覆われ、喉奥からくぐもったような声が絞り出されてしまった。
ーー苦しくて、辛い。なのになんでこんなにも感じてしまうのか。
「ぅ··········、っんぅ··········、んっ········」
「気持ちいのに声出せなくて辛いね。······あ、それともーー」
逆に気持ちよくなっちゃう?と、赤く染まる耳を甘く噛まれると、直結した下腹部がきゅうと反応してしまうのだ。
「は、こっちは正直だね。綾人くんは、こことんとんってされるのが好きだもんね」
「ーーぁっ、んん··········っ」
突いて欲しいと言わんばかりに中で主張している凝りを亀頭でぐりっと押し上げられると、突かれる度に揺れている性器から白濁の液が漏れてしまう。
内壁が翠の性器を締め付けると、翠はふはっと笑った。
「イイのは分かるんだけどさ、もーちょい声抑えよっか、綾人くん」
ま、俺は別に気にしないけど、と凝りを潰されながらもピストンされると、堪らず腰が跳ねてしまう。
仁の声がしてから、立ち去るような足音はしていない。
ーーつまり、仁はまだ扉の前にいるということだ。おそらく、俺が部屋から出るまで待っているつもりだろう。
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