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第4話 童貞なのに、子供産めるってーENDー
「この世界は女神以外は、男しかいない、それに私たちのように、魔力の強い人間の子供は、召喚された異世界人にしか産めないのだ」
リョータの乳首を吸うのを、一瞬だけ止めてブルナンがサラリと答えた。
反対側の乳首にルキサスが吸い付く。
<リアルBLの世界?!! …何てこった!! さすがにBLはオレの専門外だぜ!!>
とんでもなくヤバい世界に召喚されたのだと… この時、初めてリョータは気付いた。
<2時間ほど前、異世界召喚されてウハウハ・ハーレム体験を希望した自分に、説教してやりたい!>
「ヤバッ!! う゛う゛っ―――…! クラス、出る出る出る~放せぇ!!」
クラスの口に射精すると…
「ああリョータの魔力は芳醇 でまったりとしたまろやかな味がする」
満足そうにクラスは赤い眼でリョータを見つめた。
「味っ―――?!!!」
<バカ、バカ、バカ―――ッ!! オレの精液の感想なんて言うなよぉ!!>
どうやらこの世界の精液には、子種ではなく魔力が入っているらしい。
セックスするのは同じでも、子作りの概念 が、根本的に違うのだ。
だが、“郷 に入っては郷 にしたがえ”ということわざにしたがい、リョータはBL異世界に順応しなければ、命の危険にさらされるのではないかと、危機感を持ち… むやみやたらに抵抗するのは止め、とりあえず召喚者の役目を果たしてみよう考えた。
「何てこった!! 父さん、母さん… オレ童貞なのに子供産めるってさぁ… はははははっ…!!」
ハァッ… ハァッ… と荒い息をはきながら愕然 するリョータのペニスに…
「次は私だ!」
嬉々としてブルナンが吸い付く。
「うわっ… 無理! 一晩で3回もイケないから!!」
すでに自慰で、リョータは1回イッている。
「心配無いよリョータ! この命の泉の湯には大地の魔力が、タップリ溶け込んでいるから、三日三晩、私たち3人に抱かれても、リョータはすぐに回復して元気になるから!」
爽やかな顔をしてクラスが恐ろしい発言をした。
「何だって?!」
「小さな唇につぶらな瞳、どこもかしこも小さくて可愛い! それにリョータの肌は信じられないほど白くて美しいなぁ… このつややかな漆黒 の黒髪! ああ本当に君は可憐 で美しいね」
リョータの黒髪を愛おし気になでながら、クラスはブツブツの頬にキスをした。
<物は言いようだよなぁ… 小さな目と口と低い鼻、ついでにオレのペニスを小さくて可愛いと褒めちぎる3王子… 肌が白いのは遊びに出掛ける暇も無く、仕事をしているからだし…>
「うぎゃああああ―――っ!!!」
リョータは思わず大声で叫んだ。
ブルナンにペニスを貪 られながら、ズブリと尻の穴に指を入れられたからだ。
「ううっ… 尻は… 尻はちょっと… うううっ…」
<BL異世界、恐るべし!! こ… これはさすがに、厳しいなぁ… ううっ… なんか泣きそう、オレまだ童貞なのに…>
「うおおおっ!! リョータの蜜壺 は小さくて可愛いなぁ! ああ、今すぐナメ回して舌を入れたい!!」
夢中でブルナンはリョータの蜜壺に指を入れて出し入れを繰り返しチュパチュパとペニスをしゃぶる。
「ブルナンが、おかしなことを言い出したぞ? これもこの世界では普通なのか?」
思わず真顔で、リョータの乳首に吸い付く2人に聞くと…
「おい、ブルナン!! お楽しみは後からだ! 早く終わって私に変われ!」
ルキサスはブルナンに怒鳴ると、ニカッとリョータに笑いかけて… 乳首を吸うのを再開した。
「ああ… 尻の穴をなめ回して舌入れるのって… お楽しみ? で、普通なんだ…? オレは童貞だから分かんないよ…」
<深く考えるの止めよう… ここは異世界だし… オレ姫で、嫁だし… 尻の穴は、蜜壺って言うんだって…>
リョータのつぶらな瞳から、キラキラと涙があふれた。
― E N D ―
ここまで読んで下さり、ありがとうございます☆彡
また、どこかでお会い出来れば幸いです(・´з`・)
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