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ごめんね、大好き③
そっと唇と唇を重ねれば、柔らかくて温かくて……その感覚に、背中を甘い甘い電流が走る。
「葵、葵……」
熱にうなされたように名前を呼ばれながら、チュクチュクと深い深いキスを交わす。
舌を絡め合う濃厚な口付けに、頭の中が麻痺してくる感覚。
「気持ちいぃ……」
思わず呟いてしまった。
成宮先生が俺のスクラブをたくし上げれば、期待を含み、膨らみはじめた胸の飾りを意図も簡単に見付けられてしまう。
早く触って、舐めて欲しい……胸を高鳴らせながら、成宮先生を潤んだ瞳で見上げた。
突起に、スッと指が触れただけで、
「あぅ……ふぁ……」
と、堪えきれずに、甘い声が漏れてしまう。
もう片方の乳首は指先で、摘まんだり潰したり……すっかり固く色づいた果実を、成宮先生に優しく弄ばれてしまった。
「お願い、舐めて……」
「ん?」
「乳首、舐めて……」
もっと違う刺激が欲しくて、成宮先生の顔を抱き締めて、自分の胸の突起へと誘導する。
「お願い……舐めて……あ、あん……」
次の瞬間、温かくて柔らかい成宮先生の舌が、チロチロと俺の乳首に触れた。ピクンピクンと体を振るわせれば、ジュッと乳輪ごと音をたてて吸われてしまう。
「あぅ、あ、んぁっ……き、気持ちいい……」
「気持ちいいの?」
「うん……乳首舐められるの好き……お願い、もっと……」
「お前はさぁ……」
成宮先生が大きな溜息をつきながら、俺を軽く睨み付けてくる。
「葵がこんなに可愛いから、俺は我慢ができねぇんだよ……ってそろそろ時間か……」
「時間……?」
俺が虚ろな目で時計を見れば、あと10分で柏木が来る時間だ。
「葵、時間ないからもう挿れていい?」
「うん。好きにしてください……」
悔しい位に感度のいい俺は、大抵キスと乳首の愛撫だけで十分トロトロになってしまった。
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