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第4話

二人の男女の遺体がある。 そこで男は何で何で…と言う言葉を発した。 それから泣き崩れた男は自分の両親を一度に亡くした悲運の持ち主だった。 そのあと資産家の両親が残した莫大な財産を相続した男は大富豪になったが、心にはぽっかりと大きな穴が開いていた。 男はタチで付き合っている男がいたが、まるで心の穴を埋めようとするかの様に浮気をし始めた。 後日、文也は一人でラブホテルの側を歩いていた。

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