「今日は何作ろっかな〜」 鼻歌を歌いながら歩いている文也は刹那、愛する男の姿を目にした。 「あっ」その時、愛する男の横に知らない美青年がいるのを目にした文也はその目を見開いた。 「創也…」創也は美青年と恋人繋ぎをした手を振りながらラブホテルの中に消えていった。 その時、創也の浮気に気付いた文也は怒りを覚えた。 オレがいるのに………別れてやるっっ。 刹那、文也の脳裏に創也と別れたくないと言う思いがよぎった。 文也は創也のルックスや性格を愛しているわけじゃない。 刹那、その事を悟った文也は涙を流し始めた。 ああ、オレあいつの事がただ好きだ。