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1 痛い
「おら、もっと口を大きく開けろ」
がばっと口を手で開けられる。
そしてそこに入ってくるのは声を発している男の性器だった。
「んがっ」
鼻を摘ままれ苦しくなっても抵抗しないのがここのルール。
いや僕のルールだ。
「お前が頑張れば次はなんだ? 手術代だっけか?」
頭を掴まれながら出し入れを繰り返し喉奥に到達すると男はさらに押し込むように頭を押さえつけた。
「うぐっ」
息なんてできない、この地獄のような日々。
もう1人の男が後ろに回ると腰をあげられ蕾みをほじる。
尻をわしづかみにして見なくても分かる、固くイキリ勃ったそれは挿入された。
「ぐっ」
「はぁーこの締まりがたまんねぇ」
「ごふっ」
「あー苦しいか? 苦しいよな、ガハハハ」
汚い笑い声にももう馴れた。
後ろ手に縛られた腕を持ちまるでカウボーイになったかのように腰を打ち付けてきた。
苦しい、痛い、気持ち悪い。
「あ、悪い尿意」
というと後ろの男は押し込み中で放出した。
「あーやべこれハマりそう」
「きったねぇな」
お腹に熱いのが溜まるのが分かった。
その後も腰を振る速度は変わらず腹の中を掻き混ぜた。
引き抜くと泡だった黄色い体液が床を塗らした。
「おい、お前それどーすんの?」
「は? 舐めてもらおうかな」
口いっぱいに精液を流し込まれた後は床の掃除だ。
頭を押さえ込まれながらそれを舐めた。
ぴちゃぴちゃ。舌を動かせるだけなるべく早く。
「はぁー時間かかるなっ」
と足が腹に直撃した。
「うぐっ……ゲホゲホ……」
「ガハハハ」「ギャハハハ」
化け物の笑い声。
「ゲホっゲホ……」
でも雪斗のためなら僕はなんでもしないと。
起き上がり再度床を舐めた。
「はぁー笑った、てかお利口かよ」
「ちゃんと調教されてて偉いですね」
と頭を叩かれた。
「さてと時間か、でもどーする汚いよな?」
コンコンとドアがノックされた。
「失礼いたします」
とスーツを着た老いぼれの男が入ってきた。
「冬馬様、旦那様がお呼びですよ」
と言った。
僕は起き上がりボロボロになった体で旦那様の元に向かった。
「さすがに」と言われシャワー室にタオルとバスローブを持たされて中に入り
体を特に口と蕾みを綺麗にした。
腹に受けた足蹴りは消えない、きっと旦那様は喜ぶだろう。
ヘトヘトになりながらドアをノックして中に入った。
「失礼いたします」
「きたな、バスローブを脱ぎなさい」
「はい」
「その腹はどうしたのかい?」
優しく話しかけてくれるうちはまだ良い。
「これはお客に……」
「されたのか、可哀想に」と近づいてきた。
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