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2 旦那様

顔を近づけ顔の周りを嗅いだ。 「ちゃんと洗ってきたのかな?」 「はい」 「そうか、なら汚くしないとだな」 ゾクッと感じた。 立ったまま旦那様の手つきは胸から下に伸び性器を握るとそれを優しく上下に扱いだす。 唇が近づきキスをする。 「んっんっ」 腰を掴まれ体が密着した。 まるで愛されているかのように旦那様は優しく僕を扱う。 口の中食べられてるみたいに舌も歯茎も全部旦那様に持って行かれる。 「いい顔になったな」 旦那様はしゃがみ僕の性器に一度口づけし、口に含んだ。 小さな声で「んっ」といい、声を出さないように手で口を塞ぐ。 今日は【白】のようだ、つまり当たりだと思う。 喉奥まで入れその後ふぐりを口に含んだ。 「はぁはぁ……」 腰がとろけそうだ、足もガクガクする。 容赦のない舌の動きでふぐりを遊ばれる。 「ソファーに行こうか」 こくりと頷くと 四つん這いになり尻を高く上げそこに指が入ってきた。 「んっ……」 お尻をわしづかみにし大きく開かされそこに舌が入ってきた。 !? 「ああ、美味だ」 と言いながら何度も舌を穴に這わせた。 「んんっ//」 旦那様は知らないうちに化けていた。 オオカミに化けた旦那様の長い舌は僕の前立腺をつつくと 腰がビクンと跳ねた。 「はぁはぁ……うぅっ」 「どうした?」 ふぐりを揉まれ腰を掴まれるとイキリ勃った男の性器とは思えないほどのものが腹の中に入ってきた。 「んぐっ!!」 思わず叫んでしまい、口を慌てて塞ぐ。 「あー極楽極楽」 ソファーの端を掴み体を持って行かれないようにしていると 「はぁーいい、いい気持ちが良いな」 ぐぐぐっと押し込まれ長いそれは全部入り切れてはいない。 「あーそれにしてもちっこい穴だ、ほれ見なさい、君の血だよ」 !? 切れたのか血が滴り落ちていた。 痛いって思ったのやっぱそうだった。 「今日はどうしようか、激しくがいい? それとも優しいのがいいかな?」 全部やだ、って言っても、僕に選ぶ権利なんてないのに。 「ああ、そうか激しいのがいいのか」 今日は【白】ではなく【真っ黒】だ。 恐怖、絶望が頭に浮かんだ。 腹の中を行き交うのは固い棒状の獣の性器だ。 先っぽまで出し再度奥を突かれるだけで気を失いそうだ。 「そうだ、今日はボーナスをしてあげようね、そろそろ君の弟は手術が必要なんだよね?」 ぐぽぐぽと何度も音が聞こえ、耳も膨張した声でよく聞こえない。 「ありゃ飛んでる?」 耳の中に舌が這ってきた。 驚き蕾みを締付けると 「ああ、そういうことしてくれるのか」 といい耳の中にうねうねと舌が入り全身を過敏にさせられた。

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