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第30話

そんなこんなで、月日はあっという間にブルーロック計画が終わる三年が経過していた。 この三年間で凛は俺に告白も肌に触れて身体を交えることもなかったが、誰もが惚れ惚れするストライカーになっていた。 世界各国のサッカーチームに誘われているのも頷ける程の選手に成長していた。 各位う俺もブルーロックでのランキングも上がったし、フィジカル面では残念な体格だけど、それを補うほどの技を身に着けていたし、凛を本気にされるストライカーだと思っている。 そして残念ながら凛への思いも変わらなかった。 凛が所属することになるサッカーチームは俺とは違うところで、リーグすら違う。 そして俺が所属するチームは冴が所属するところだった。 俺が冴の所属するチームは当てつけでは無くて、ただ自分のしたいサッカーがそこにあったからだった。

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