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第14話 ゲイ・パーティ③

 隣で聞いていたイケメンが 「ロジャーは常連だったのよ。 気に入った子はお持ち帰り。 でもアレが大きすぎて壊されるって噂だったけど。」 「おい、もう過ぎた話だろ。」 「ロジ、その時のアマン(情人)は来てる? 僕嫉妬しちゃうよ。」 ロジが抱いてくれた。抱きしめてセクシーなキスをしてくれる。少し機嫌がなおった。 「ロジャー会いたかった!どこに消えたかと思ったわ。」 普通に男?だけど凄く綺麗な人が来た。カッコいい。有名なモデルの人かな? 「あんなに愛し合ったのに、私を忘れて結婚しちゃうなんて。寂しかったのよ。 愛してるって言ってくれたじゃない。」  ロジの胸に真っ直ぐに飛び込んで来た。 僕は隣のソファに押し出されちゃったよ。 ロジはその人と熱い口づけの真っ最中だ。二人はすごく絵になっている。お似合いだ。思わず見惚れてしまった。  そんな僕の手を握ってくる人がいる。見たら尊だ。 「尊?尊はノンケだと思ってた。」 「う、うん。僕はゲイなんだ。ずっとロジ先生に憧れてた。でも諦めて今はここの常連だよ。 ミトにいろんな人を紹介してあげよう。」  ロジを見るとあの男の人とまだキスしてる。 なんか相手に貪るようなキスをされてその気になったって感じ。なんか酷いよ。

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