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第16話ゲイ・パーティ⑤

 思わず尊のペニスを見た。 「あーミト、イクよ。出ちゃう。」 膝をガクガクさせて、尊は射精した。 鞭で2回くらい打たれただけで尊は絶頂に達してしまったようだ。  こういうのマゾっていうの? 「次はキミの番だよ。鞭は初めてかい? 服を脱いで。」  僕はシャツを脱いで恥ずかしい下着を着けさせられていた事を思い出した。モジモジしてたら尊に脱がされた。前が突っ張ってティーバックがお尻に食い込む。これ凄く恥ずかしい形だよね。 裸よりエロい。 「ミト、可愛い。ハミ出しそうだ。 ロジ先生はこんなのが好きなの?」 「初めて穿かされたんだ。いつもはこんなの着けてないよ。」 「可愛いね。いじめ甲斐がある。」 背中を鞭で打たれた。 「痛い!やめて!」 1回、もう1回、鞭打つ人は、その気になったみたいで興奮している。 「痛いよっ、助けて。ロジの所に戻りたい!」 「そのくらいで辞めてあげて。初めてなんだから。」 「この子は素質があるよ。 きっとこの鞭が忘れられなくなるよ。 パパに打って貰うかい?」 僕は涙をこらえて 「絶対嫌だ!こんなの怖いだけだ。」 尊が僕を隣の部屋に連れていった。 「ごめんね。怖がらせたかな。僕はマゾなんだ。 鞭で打ってもらわないと感じないんだ。 ミトは嫌だった?」 「尊は好きな人はいないの? 好きな人とだったらセックスしたくなるよ。 鞭で打たれるなんて嫌だ。」 尊を優しく抱いて心を込めてキスした。 「愛を込めてエロい事するのは好き。 無理矢理は嫌だ。」 結局、尊とは最後までは、しなかった。尊はサディストの所に帰って行った。

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