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第149話 裏切り?

腰を使って奥まで入れて抱きしめた。 「あ、ん、ハジメの、久しぶり。イッちゃう、」 ミトは身体を震わせてペニスから白濁が溢れた。 「いいのか?どうだ? 久しぶりの俺を感じてくれたか?」 「はあ、はあ、ハジメ、帰れなくなっちゃうよ。」 「じゃあ、俺もイクよ。あ、あ、ミト、いい。」 ハジメの腕に抱かれて胸に顔を擦り付けて、少し眠った。目覚めて心配になった。 「ハジメ、タカは大丈夫? ロジは怒ったりしないと思うけど、タカはショックだよね。これって浮気になるの?」 ハジメは笑って 「大丈夫だよ。 タカも今頃はロジに抱かれてるはずだ。」 「えっ?そんな悪巧み、ロジとしてたの?」 ミトはなんだか安心してハジメに抱きついた。 「今、家にはロジとタカだけしかいないの? 二人きり?」 「そうだ。どんな事になるかな?」  家では、ロジの書斎にタカがいた。 「ロジ先生、お仕事中でしょ。オレ邪魔じゃないですか?」 珈琲を淹れて、タカがロジの部屋に来た。 「珈琲、ロジ先生は飲まないんだっけ?」 「いや、嫌いじゃないよ。紅茶屋をやってるから珈琲の出番が少ないんだよ。  アメリカ人は珈琲を飲む。  イギリス人は紅茶を飲む、ってなんか映画のセリフにあったな。日本人は両方飲むんだね。」

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