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第151話 ロジとタカ

 ロジは優しい。静かにタカの身体を弄っている。その長い指がタカの首を撫でる。 「可愛いよ、タカ。」  首にキスをもらって、タカの身体がピクンと跳ねた。 「最後までするかい?フルコース。 無理しなくていいよ。ここは狭いね。ベッドに行こうか。」  大きいベッドだ。ロジの寝室に入るのは初めてだった。 「天井が全部鏡張りだ、凄いね。」 「ははは、エロいだろ。おいで。」  ロジは服を脱がせながら、舌が身体を這っていく。 「ロジ先生、恥ずかしいです。」 「いいなぁ、敬語に煽られる。背徳的だ。」  甘いキスをして舌を絡める。 「綺麗な身体だ。腹筋もいい形をしている。」 ロジの手が身体を這い回る。身体中撫で回してキスしていく。胸の突起を優しく摘んでいる。そっと口付けてくすぐったい。 「先生の、触っていい?」  タカヒロもロジの服を脱がせる。46才の身体は意外に引き締まっている。その胸の筋肉を触って見る。 「先生の身体はセクシーだ。いつも臨戦態勢みたいだ。」  その胸毛に顔をうずめている。 「ハジメの筋肉は凄いだろ。タカはあれが好きなのか?」  ベッドで他の男の話をしないで欲しい。ただでさえ後ろめたいのだ。ロジに縋り付く。 「先生、言わないで。今はオレと二人きりだよ。」 タカの不安そうな声。 「よしよし、おいで。可愛がってあげよう。」  ロジの蕩けそうなキス。

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